夕焼けステーション
お題:夕焼けの見える駅のホームが舞台で『眼鏡』が出てくるノンビリした話
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夕方になり、家に帰ろうと駅へと向かう。無人の改札を抜けると、古びたベンチへと座った。
駅のホームは、ただひたすら静かだった。周りは田畑と山で囲まれており、建物と言えば少し離れたところに、数軒の民家があるくらいだ。
ここに腰かけていると、随分と時間が経つのが遅く感じる。少し落ち着いたところで、私は眼鏡を外した。近くの物が見づらくなるが、たまに裸眼で遠くの景色を見たくなるのだ。
綺麗な夕日が、今日は一段と大きく見える。少し目の前の木が邪魔になるが、このような景色がきれいに見えるところも、なかなかないだろう。ここは、夕焼けの特等席だ。
そこに、反対側の電車がやってくる。今の時間なら帰宅する人でにぎわっていてもおかしくないのだが、二両編成の電車には客がほとんどいなかった。田舎の客が少ない路線だと、こういうこともよくある。
この駅を利用する客はあまりおらず、今日は誰も降りてこなかった。平日のダイヤによると、この電車の五分後に、目的の電車が来ることになっている。発車した電車を見ながら、スマホをいじり始める。
それにしても、今日はどうして誰もいないのだろう。いくら利用客が少ないと言っても、今の時間帯なら会社や学校帰りの客がもう少しいてもいいはずだ。
そう思った矢先、ふととんでもないことに気が付いた。慌てて眼鏡を掛け、スマホのカレンダーを開き、そして駅の時刻表を確認する。
しまった、今日は土曜日だった。通勤通学者がほとんどいないこの時間帯は、電車がほとんど通らない。
次は一時間後。ため息をつきながら、ベンチに座った。
字数がある程度あったのでのんびり情景描写書いてみましたが、のんびりできたでしょうか。
外で一時間くらいのんびりできる時間が欲しいものです。




