部隊など
・航空自衛隊艦上航空隊
航空自衛隊航空総隊直轄の艦上戦闘機運用部隊。
航空機搭載護衛艦に展開し、島嶼部等、遠隔地域の防空を担当する。常に最前線での任務に当たるため、全国の飛行隊から選抜された優秀なパイロットが集まっている。
またCV-22J多用途輸送機を装備した空輸隊も配備されており、展開の際の輸送任務の他、空中給油任務、搭乗員の救難任務に当たる。
本部は厚木基地
第101飛行隊 F-27A/B 岩国基地
第102飛行隊 F-27A/B 鹿屋基地
第103飛行隊 F-35B 厚木基地
空輸隊(3個飛行隊)CV-22J 各基地
・艦上航空隊第101飛行隊
厚木基地を拠点とする艦上飛行隊。F-27Aを主力として運用する。
飛行隊長は布施1佐。飛行班長は的場2佐。
飛行班に加沢3佐、安藤1尉、今井1尉、高田1尉、和泉2尉、須崎2尉
笠原2尉、黒江2尉、秋本2尉、瀬川2尉、藤澤2尉、小池2尉、佐渡3尉、園倉3尉、福原3尉
整備小隊の小隊長は江入1尉、以下渡邉3曹、川内士長
飛行管理員、田島3曹
・第102飛行隊
岩国基地を拠点とする艦上飛行隊。主に複座型のF-27Bを運用する。
・艦上航空隊厚木空輸隊
艦上航空隊の空輸隊の一つ。飛行隊の空護への展開時の輸送の他、空中給油や救難を任務とする。CV-22Jオスプレイ3機を装備。
空中給油任務や緊急患者搬送などに投入されている。
・護衛艦隊第5護衛隊群
南西方面防衛のための増勢に伴い新編された護衛隊群。
航空機搭載護衛艦を中核とした艦隊編成となった。
第5護衛隊(元第1護衛隊群。佐世保から横須賀へ司令部を移動)
DDV|《》、DDG《はるな》、DD《あきづき》、《おおなみ》
第10護衛隊(新編。司令部は佐世保)
DDG《あしがら》、DDG|《》、DD《あさひ》、《きりさめ》
群司令は福井海将補
・第1護衛隊群
第5護衛隊群編成のために改編された。空護運用艦隊として編成されている。
第1護衛隊
DDV《いずも》《まや》《むらさめ》《いかづち》《なだかぜ》
第9護衛隊(新編)
DDG《こんごう》、DDG《あおば》《あけぼの》《ありあけ》
・第2護衛隊群
第2護衛隊(司令部:佐世保)
DDH《いせ》《きりしま》 《はるさめ》《あまぎり》
第6護衛隊(司令部・横須賀)
DDH《きりしま》《たかなみ》《てるづき》《おおなみ》
第3護衛隊群
第3護衛隊(司令部:舞鶴)
DDH
第7護衛隊(司令部:大湊)
《しらぬい》《すずなみ》《まきなみ》《ゆうだち》
第4護衛隊群
第4護衛隊(司令部:呉)
DDV《かが》
第8護衛隊
DDG《ちょうかい》《はぐろ》
・南西航空方面隊第9航空団
南西航空混成団第83航空隊を前身とする。自衛隊から自衛軍への改編などに伴い、那覇基地より嘉手納基地に移駐し、一個飛行隊の増強を持って航空隊から航空団へ改編された。
脅威の高まる南西方面の防空を担任しているが、地勢的に担任範囲が広範囲にわたり、要撃機の会敵までのタイムラグを埋めるため、CAPも実施しており、警戒待機の機数や武装が増強されている。
第204飛行隊
第304飛行隊
・第204飛行隊
百里基地第7航空団より那覇基地第83航空隊を経て嘉手納基地第9航空団に移駐した。F-15戦闘機を運用する。
東條1尉らが所属する。
・水陸機動団
西部方面普通科連隊を前身とし、島嶼部に対する脅威に対応するため、水陸両用作戦に特化する米海兵隊に倣った戦略的機動性と自己完結力を持つ精鋭集団。
3個水陸機動連隊
戦闘上陸大隊
偵察大隊
特科隊
施設隊
通信中隊
後方支援隊
水陸機動教育隊
偵察分遣隊
・水陸機動団第3水陸機動連隊
沖縄米海兵隊キャンプ跡地である名護駐屯地に駐屯する。
古森1尉が所属。
連隊本部
本部中隊
情報小隊
通信小隊
対戦車小隊
第1中隊
第2中隊
第3中隊
・水陸機動団偵察大隊
偵察中隊と電子偵察中隊が配属されている。偵察中隊の斥候小隊には狙撃班も含まれ、また戦闘偵察小隊は威力偵察のために機動戦闘車や迫撃砲も装備。電子偵察中隊には特科の情報中隊の任務も付与され、対砲迫レーダー等も装備。砲撃・爆撃誘導・観測も行う。
大隊本部
本部管理中隊
偵察中隊
中隊本部
斥候小隊(3個)
戦闘偵察小隊(3個)
電子偵察中隊
中隊本部
電子偵察小隊(2個)
電子観測小隊(2個)
・偵察分遣隊
水陸機動団直轄の偵察隊。
敵占領下における斥候による威力偵察を主任務とする部隊であり、団本隊が進行する際、事前に想定作戦地域に展開し、上陸地点の選定誘導、偵察・監視、斥候などの情報収集を行う先遣部隊としての任務を負う。また空挺作戦が可能な部隊であるがため、本隊の上陸後は空中機動部隊として参戦し、航空機での敵地潜入、長距離偵察を任務とする。本隊上陸前の偵察や、場合によっては敵地攻撃、多少困難が想定される状況下においても、戦略上有益と判断された場合は、作戦地域に向けて偵察や襲撃に投入されるため、戦闘能力は非常に高く、準特殊任務部隊。
剣崎1尉、近藤2尉、古瀬1曹、山城1曹、野中2曹、坂田3曹、西谷3曹らが主に登場する。
隊本部
本部付隊
2個偵察班
・偵察大隊本部管理中隊上陸誘導小隊
上陸地点の選定や誘導を行う。
・水陸機動団特科大隊
水陸機動団の砲兵部隊。120mm重迫撃砲の他、空輸の容易なM777榴弾砲を軽量155mmりゅう弾砲として自衛隊で初めて配備されている。
大隊本部及び本部中隊
第1中隊(120mm迫)
第2中隊(120mm迫)
第3中隊(軽量155mm)
・第1ヘリコプター団機動支援航空隊
陸上総隊第一ヘリコプター団直轄部隊。多目的輸送艦やヘリコプター搭載護衛艦を拠点とした任務を想定し、主に艦載ヘリを運用、水陸機動団の即応展開と空中機動を支援する。表向きには国際緊急援助任務に即応するヘリコプター部隊。
本部(UH-117)
第1飛行隊(UH-60JA)
第2飛行隊(CH-47JA)
第3飛行隊(V-22)
・第15旅団
沖縄地方を担任する。島嶼部が多く、地対艦ミサイル部隊や高射部隊など特科部隊が充実している。
・第51普通科連隊
那覇駐屯地に駐屯。島嶼部への展開に備え、空中機動や水路機動の訓練を行っている。改編に伴い、4個中隊編成となる予定だが、15旅団の離島警備部隊整備のために未編成となっている。
指揮通信車の替わりに96式装輪装甲車が配備されている。
・第12旅団
空中機動旅団の名を冠する即応機動旅団。担任地域は群馬、長野、栃木、新潟で山岳地域が多いためヘリコプターによる空中機動作戦を主体として展開するため、他の師旅団に比してヘリコプター隊が充実している。
・第13普通科連隊
第12旅団の普通科連隊。長野県松本駐屯地に駐屯し、担任地域の大半が山岳地帯のため、山地機動能力が重視されている。別名山岳連隊。自衛軍への改編に伴い、各中隊に遊撃レンジャー資格保有者を中核とした常設のレンジャー班を編成した。
本部管理中隊
第1中隊
第2中隊
第3中隊
・第12ヘリコプター隊
第12旅団のヘリコプター隊。第1飛行隊が宇都宮、第2飛行隊及び新編された第3飛行隊が相馬原に駐屯する。
本部付隊(OH-72)
第1飛行隊(UH-60JA)
第2飛行隊(CH-47JA)
第3飛行隊(CH-47JA)
・第12戦闘偵察大隊
第12旅団の偵察隊。空中機動旅団の偵察隊ではあるが、旅団最大の機甲火力として機動戦闘車を有する。また空中機動小隊として先遣偵察小隊を編成する。
・第3対戦車ヘリコプター隊
西部方面航空隊の対戦車ヘリコプター隊。AH-64EとAH-1Zの混編成となっている。そのため、1個飛行隊当たりの保有機数は通常より多い。
本部付隊(OH-1B及びUH-117)
第1飛行隊(AH-64E)
第2飛行隊(AH-1Z)
・海上自衛隊航空集団第112航空隊
厚木基地に所在。MCH-101掃海・輸送ヘリ及びCV-22Jを装備。主にヘリコプター搭載護衛艦や航空機搭載護衛艦への輸送任務に当たる。