設定資料集 2
このページは小説の設定資料集になります。
第五章終了までに出てきた登場人物や地名などについてまとめてありますので、設定資料集 1(http://ncode.syosetu.com/n2304m/41/)とあわせて、内容を忘れた場合などにご利用くださいませ。
<登場人物>
望月蛍子 もちづき ほたるこ
属性/親友の恋人
性別/女性
身長/162cm
趣味/作詞・作曲・楽器演奏
好きな異性のタイプ/マッチョマン
好きな音楽/1960~70年ごろのロック・ミュージック全般。家には大量の輸入盤CDとアナログレコードをたくわえている。
呼ばれかた/蛍子さん ホタル
詳細:
21歳美容師。
髪型は肩までのセミロングで、髪色は明るめの茶。
容姿は地味でこれという特徴はないが、近視であることから他人を凝視する癖をもっており、そのあたりで初対面の人間の印象に残りやすい。
無口で無愛想に見え、本人も他人からそう思われることを是としているところがあるが、実際は口下手なのを気にしてしゃべれないというだけである。もっとも、これは本人の趣味に作詞というのがあり、言葉のひとつひとつを考えすぎてしまうため。
ゴーとのなれそめは、趣味のストリート・ミュージシャン活動中、酔漢にからまれていたところを助けられたというものである。ゴーが私服であったため、蛍子は眼前のタフ・ガイが高校生であるなどとは夢にも思わず、一目で惚れてしまった。そのご、互いに自己紹介しあったとき、彼女は事実を信じられずに呆然としている。あまり表情には出ていなかったが。
見た目ほど超然とした性格ではないため、高校生と交際するということには抵抗を感じている。徹子との初対面時に投げつけられた批判的な言葉(高校生と社会人が交際することの害悪について)はかなり堪えたようだ。もっとも、そのあたりはゴーがうまくやり、破局というような話にはならなかった。
社会人なのであまり登場しません。
立花禰子 たちばな ねこ
属性/恋人の幼なじみ
性別/女性
身長/161cm
趣味/コスプレ
好きな異性のタイプ/男には興味がない
好きな音楽/アニソンとゲームミュージックをこのむほか、インディーズ・レーベルの音楽をよく聞いている。
呼ばれかた/立花さん ネコちん
詳細:
一人称は『ボク』。
髪の長さは肩甲骨のうえまで。先端が綺麗に切りそろえられている。初登場時に帽子をかぶっていたが、それはたまたまそういう気分だっただけで、べつにトレードマークというわけではない。
こころにひけをとらないレベルの美少女。もっとも、公平のこのみとは違うのであまり反応していない。
かなりのつり目、かつ眉毛も逆八の字にととのえているので、やたらと強気に見える。そして実際に性格はキツいほうだと思われる。
こころと知りあったのは小学校の高学年ごろ。以来、高校でこころが転校するまでずっと友だちだった。中学時代のこころの写真をとったのはほとんど彼女。またこころがゴスロリに興味をもったのは彼女の影響である。
中学の一時期、クラスの水面下でこころをいじめようとする動き(ハブったり物を隠したり)があった。彼女はその動きを事前に察知して潰し、首謀者がそれ以上のひどい目にあうようにしむけている。そのことをこころは知らないし、こんごも知ることはない。
軽度のオッドアイ(左右の瞳の色がちがう)である。また目にはタペタムがそなわっており、夜目が利く。いっぽうで、色はよくわからないようである。
他校の生徒なのであまり登場しません。
<端役>
嵐山誠太郎
詳細:
公平のクラス(二年二組)の担任。中年英語教師で、外見は小太りのお父さんといった感じ。二児の父である。
こんご、セリフはないかも。
すずちゃん
詳細:
徹子のクラスの副学級委員。生徒会役員選挙のおり、耀子にマリアというニックネームをつけた。背の高いひょろりとした体格で、歯並びを矯正する器具をつけている。器具をはずしたら、顔はかわいいのではないかと思われる。
作中で、名前はでないかも。
<地名・用語など>
二ノ宮市
こころが生まれ育った街。三ノ杜市とはおなじ県内にあり、移動に電車や長距離バスで一~二時間かかる。これという特色のない田舎だが、市内の一角には国家規模の政策で建設された施設がある。そのため経済的にはそこそこ潤っており、大学をつくったりして地域の活性化をめざしている。ただし、発展のいびつさが原因か、街中に若者が魅力的に感じる要素が薄く、そのため、進学等で一時的に来ているものはおろか、地元の若者も近隣に遊びにいってしまい、街中で見かけるのは(そこで暮らしているはずの若者の絶対数に比すれば)老人ばかりである。
デス・ウィズ・ディグニティ:
アメリカの古いロックバンド。ただし、古いといっても作中の現在(明言はしませんが2000年よりはあと)でも活動中であり、当地では長いキャリアを誇るバンドとして尊敬されている。日本では知名度が低い。なお、徹子はこのバンドを『DWD』と略しているが、これは彼女が聞いたラジオの司会者がそういっていたのをマネしただけである。このバンドはなんども名称を変更しており、コアなファンだと相手がどういう呼びかたをするかでニワカかそうでないか判別できるという。