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鉄板名曲で邦洋曲合戦【The 1975 vsうみのて、オアシスvsミスチル、エアロスミスvsB'zほか(全5回戦)】

僕のXのアカウント(@yoyo0616)上で連載したきた「鉄板名曲で #邦洋曲合戦」をまとめて以下に掲載します。


先攻は洋楽、後攻は邦楽。全10曲ですが、2曲(洋楽、邦楽1曲ずつ)ごとに洋邦どちらの曲を好き(or支持する)かをXのフォロワーに投票していただきました。投票結果は記事後半で!


鉄板名曲で #邦洋曲合戦

①Aerosmith「I Don't Want to Miss a Thing」 (米,'98)

一定以上の年代の方には言わずもがな『アルマゲドン』の主題歌。Vo.スティーヴン・タイラーの独壇場だ。他の多数曲とは違い、作詞作曲は外部の女性ソングライターであるダイアン・ウォーレン。


鉄板名曲で #邦洋曲合戦

② B'z「LOVE PHANTOM」 (邦,'98)

ハードロック繋がりで後攻はB'z。日本で20世紀に最も売れたアーティスト。先攻のエアロスミスと共演したこともある。こんなに長尺のイントロのヒット曲は他に例を見ない。でも、スキップしないで聴かせる音楽の力がある。


鉄板名曲で #邦洋曲合戦

③Green Day「Basket Case」(米,'94)

メロコアをダサいと言う人もいるが、本曲は発表後30年以上経った今も新鮮だ。曲名は心理的に身動きが取れない状態を表しているスラング。MVの舞台も精神科病棟だしね。でも、そんな背景と裏腹な明るいバイブスが最高。


鉄板名曲で #邦洋曲合戦

④Hi-STANDARD「Stay Gold」(邦,'99)

メロコア繋がりで後攻はハイスタ。パンクバンドを集めたAIR JAMというフェスを主催するなど、パンクシーンの牽引役。恒岡さん('23死去)も刹那を捉えたエネルギッシュなドラムで魅せる、キャッチーな歌メロの名曲。


鉄板名曲で #邦洋曲合戦

⑤The 1975「Chocolate」(英,'15)

10年代以降の新手の洋楽ロックで話題になった双璧は彼らとマネスキンだろう。00年代にストロークスがガレージロックをモダンにしたように、The 1975は80年代音楽(たとえば、Tears for Fears)をモダンにした。本曲にも冷静と情熱の間を鳴らす志を感じます。


鉄板名曲で #邦洋曲合戦

⑥うみのて「SAYONARA BABY BLUE」(邦,'13)

10年代インディーロック繋がりで、後攻は本曲。界隈ではアンセムだが、巷に広がってほしい切実さ(哀しさ)と地獄から天国まで見通すような射程がある。うみのてがファーストテイクするなら本曲を推します。


鉄板名曲で #邦洋曲合戦

⑦セリーヌ・ディオン「My Heart Will Go On」(カナダ,'97)

『タイタニック』主題歌。冒頭の汽笛のようなティンホイッスル(アイルランドの民族楽器)の音色からして風情がある。情緒的な歌唱にはイメージの喚起力があり、映画の光景が鮮明に思い浮かぶ。


鉄板名曲で #邦洋曲合戦

⑧宇多田ヒカル「First Love」 (邦,'99)

歌姫のラブソング繋がりで後攻は宇多田ヒカル。15才という早熟の巨大な才能。彼女のデビューは事件だった。猫も杓子も彼女の音楽を聴いていた。音楽の趣味が細分化した今、彼女のような存在は今後現れるのだろうか。(一番近い実力者は藤井風?)


鉄板名曲で #邦洋曲合戦

⑨Oasis「Don't Look Back In Anger」(英,'95)

カノン進行(コード進行)とサウンド両面でビートルズ「レット・イット・ビー」、ジョン・レノン「イマジン」の影響を見てとれる。ビートルズを完全に咀嚼し、高揚感を伴う新時代の若者の歌を作り出した。


鉄板名曲で #邦洋曲合戦

⑩ Mr.Children 「HANABI」 (邦,'08)

国民的バンドのシンガロング曲繋がりで後攻はミスチル。曲名のローマ字には、離日、花火の二つの意味があるという。愛する人との別れのように、一瞬で散る花火のように、刹那で切実な歌。でも、前を向いている。


★投票結果★

第一回戦

①Aerosmith「I Don't Want to Miss a Thing」→6 票

②B'z「LOVE PHANTOM」→10票

邦の勝ち!


第二回戦

③Green Day「Basket Case」(米,'94)→10票

④Hi-STANDARD「Stay Gold」(邦,'99)→5票

洋の勝ち!


第三回戦

⑤The 1975「Chocolate」(英,'15)→3票

⑥うみのて「SAYONARA BABY BLUE」(邦,'13)→7票

邦の勝ち!


第四回戦

⑦セリーヌ・ディオン「My Heart Will Go On」(カナダ,'97)→2票

⑧宇多田ヒカル「First Love」 (邦,'99)→6票

邦の勝ち!


第五回戦

⑨Oasis「Don't Look Back In Anger」(英,'95) 右手15票

⑩Mr.Children 「HANABI」 (邦,'08) →6票

洋の勝ち!


ということで、邦楽が僅差で勝利! おめでとうございます。

勝者である邦楽には、よーよーからスマイル0円をプレゼント!


いかがでしたか?

男女で分けて争う紅白歌合戦においても、性別で分けて争うことの是非を問う方もいらっしゃいます。


同様に、邦楽と洋楽で競うのは不毛だという方もいらっしゃるとは思いますが、厳しい目を向けずに楽しんでこの記事を読んでいただけたら幸いです。

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遊道よーよーの運営する音楽ブログ『とかげ日記』です。
音楽を通じて深く何かを考えてみませんか? 洋楽のみではなく、邦楽のレビューも豊富です。さあ、一緒に音楽の旅へ…。
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