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前とは違うね。僕も、君も。
今日も朝起きると、君とおはようのキスをする代わりに、線香に火をつけて、仏壇に手を合わせる。
それが僕の最近の日課だ。
やっと僕の心が君の死を受け入れられたんだ。
そして君も、君の死を受け入れられた。
猫に生まれ変わったら君と何をしようか。
そんなことを考えながら、僕はツナ缶を開けて、マヨネーズであえて、サラダに乗せた。
君と暮らしていたころとおんなじ匂いが部屋に広がる。
「にゃあ。」
そんな風に泣きたい気分だった。
終わり。
今日も朝起きると、君とおはようのキスをする代わりに、線香に火をつけて、仏壇に手を合わせる。
それが僕の最近の日課だ。
やっと僕の心が君の死を受け入れられたんだ。
そして君も、君の死を受け入れられた。
猫に生まれ変わったら君と何をしようか。
そんなことを考えながら、僕はツナ缶を開けて、マヨネーズであえて、サラダに乗せた。
君と暮らしていたころとおんなじ匂いが部屋に広がる。
「にゃあ。」
そんな風に泣きたい気分だった。
終わり。
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