表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/12

タイトル回収できず・・・



 あっという間に1年が経った。


 3人との関係は・・・


 リンコさんとは飲みに行っては、裸で抱きつかれディープキスを何度かされるも、肉体関係を結ぶのは私が断固拒否。場合によっては辞職すると言ってからは、裸になってディープキスをするまでで満足してくれているようだ。ただ、リコちゃんから、最近。お母さんが夜な夜な艶っぽい声を上げて何かをしていると相談された。自己処理していたのか・・・と、リコちゃんの為にも何とかしないといけないレベルに達しているのが確認されたところまで来ている。


 リコちゃんとは土日に遊園地に4人で行ったり、海に行ったり、キャンプしたり、温泉に行ったりと家族的な事になっている。ただ、メグリちゃんが母親役で、私が父親役。リコちゃんとリンコさんが娘役という謎の役割になっている。普通はリンコさんが母親役をするのではないだろうか?しかも、ずうずうしい事にリンコさんは妹役である。まあ、リコちゃんが楽しんでいるようなので、それでもいいか。という感じになっている。


 メグリちゃんとは友達以上恋人未満の関係となっている。具体的にどうなっているかというと、4人で旅行中にちょっとだけ抜け出して2人きりで夜景を見に行ったり、星を見に行ったり、メグリちゃんの将来の夢や大学での話を聞いたりしている。進路について相談されたりもする。まあ、やりたい事を伸ばすか、やれる事を伸ばすかの二択じゃないかな?と思っているので、そのまま伝えてみた。メグリちゃんが何をやりたいのかは秘密だそうなので、本人任せである。


 まあ、つまり。1年経っても付き合う事にはなっていない。なので、ナツキちゃんやミキちゃんがリンコさんに「押し倒しちゃいなよ!」とか「子供が出来たらこっちにもんだって!」無責任は発言をしていたが、辞職宣言が聞いているようで「それは無理。そんなことしたら本気で嫌われちゃう」と乙女発言をしていた。メグリちゃんは2人きりの時間が効いているのか、余裕があるようで、それよりも就職活動に追われ始めている。


 リコちゃんも似たようなもので、大学受験に向けて本格的に塾に通い始めたそうだ。だが、「18歳になったらこっちのもの」という危険な発言をしていたというリンコさんからの情報により、来年から要警戒必須だということが3人の大人たちの間で了解された。


 リコちゃんのことは嫌いではないのだが、さすがに歳が離れすぎているし、もっといい男と出会うチャンスがあると思うので、大学合格後にちゃんと話をしないといけないだろう。まあ、メグリちゃんもリコちゃんとそう歳が変わらないのだが・・・あれ?そうなるとリンコさんを選ぶべきなのだろうか?うーん。でも、リンコさんに迫られても微動だにしない精神を身に着けてしまったからなぁ・・・


「むちゅー!って、ユキオさん・・・。目が死んでいるのはなぜ・・・」


「いや。裸で酒臭いキスをされてもね・・・。ドン引きするだけになっちゃたねぇ」


「わ、私に女としての魅力が無くなったというのか・・・?」


「魅力以前の問題かも・・・」


「ううう・・・。せ、せめて肉体関係だけでも結べませんか?」


「うーん。2人に後でばれるとねぇ?」


「そ、そこは2人だけの秘密ということで・・・」


「いや。リンコさん。酔ったら口軽いじゃないですか」


「え?」


「この前も、自室で自己処理していたら、リコちゃんに壁ドンされたって言っていたじゃないですか」


「・・・え!?」


「まあ、溜まらせている側としては言い辛いのですが、年頃の娘さんが隣にいるのに良くできるな・・・と」


「・・・」


 リンコさんの顔がとても悪くなる。まあ、私の発言による効果なのだが・・・


「じゃあ、ユキオさんの部屋をお借りして・・・」


「無理です。うちのアパート。壁が薄いんで」


「じゃ、じゃあ。何もしないので一緒にラブホに・・・」


「無理です。絶対何かするので」


「な、何もしないよ?」


「私以外に彼氏をつくったほうが早くないですかね?」


「ユキオさんが良いんです・・・」


「あ、ありがとうございます」


「くっ!こうなったら、2人にいい男をあてがって・・・」


「それが出来たら、リンコさんに彼氏がいると思います」


「せめて、口だけでも」


「それじゃ済まないでしょ?」


「つまり、私に僧侶になれと?」


「女性だから尼さんになると思いますけど。部屋を防音にしたらいいんじゃないですか?」


「はっ!?それだ!」


 そうして、リンコさんの部屋が防音処理された。工事が終わった後に、「これでいつでもユキオさんを部屋に呼べるね?」と、くねくねしながら誘われたが、「リコちゃんが家を出ないと無理じゃないですかね?」と、現実を突きつけたら、「あと何年で・・・」と指折り数えていた。


 リコちゃんには、防音処理により静かな受験勉強時間が生まれたと感謝されたけれども、お母さんの自己処理の為だということは秘密にしておいた。メグリちゃんはなんとなく気が付いているようだが、リコちゃんはまだわからないようだ。受験勉強に忙しいと思うので気が付かないでほしい。まあ、今時の女子高生で自己処理を知らないなんて子はいないと思うので、知らないふりをしているだけなのかも知れないが。私の偏見だろうか?


 サイトの効果により、各店舗の売り上げが前年比1.5倍となったのが他の店にも客やお店の子を通して伝わったのか、「うちの店のサイトも作ってほしい」という依頼が入るようになってきた。が、制作するのは出来るだろうが、管理は正直人数が足りない。というか、ひとりでやっているので無理になると思う。そこで、サイト制作の教室を開いて、お店の人を勉強させに来るようにしてみたら、店以外にも希望者が結構いたので町のカルチャースクールを開けないかと思い。市役所に相談しに行ったら、翌月からサイト制作教室が始まった。平日は夕方の4時から6時までの2時間。土日は朝9時から夕方5時までの休憩1時間を入れての8時間の教室となった。


 平日といっても、2・3日だけでメインは土日なので、今の仕事と並行していけた。


 教室はなぜか女性ばかりで、リンコさんと就職活動中のはずのメグリちゃんも交じっていた。生徒たちに聞いて分かったのだが、カルチャースクールに行こうという若者が少なく。尚且つ男性は教室というものに通いたがらない傾向があるようで、女性が多いというのが少なくともこの市では当たり前だそうな。年齢は最高年齢がリンコさんという若い年代の子たちばかりで、男が私ひとりなせいか、若干モテモテな感じなった。まあ、リンコさんとメグリちゃんが常に私の横に立ち、色目を使う生徒にガンを飛ばしていたので、付き合ってくださいと言ってくるような事にはならなかった。


 そして、リコちゃんが大学合格し、メグリちゃんがリンコさんのお店に正社員として就職してきた。リンコさんは相変らず酔っては裸で迫るが、去年のリンコさんの誕生日に私と同じサイズの【とあるもの】をプレゼントしてからは一線を超えようとしなくなった。が、今年は型を取らせてほしいとおねだりされている。もう肉体関係を結んでしまった方が良いんじゃないだろうか?とも思うのだが、そういう関係になったらリコちゃんとメグリちゃんがどういう行動をするのかがわからないので、リンコさんも慎重になっている。


 というか、早く私が答えを出せばいいだけの話なのだろうが。


 メグリちゃんと付き合う。そう決断すればいいだけなのだろうが、私はまだ今のまま3人と青春をしていたい。家族ごっこも楽しい。リンコさんの酒を利用しての行動はアレだが・・・


 そのうち3人から、煮え切らない男と愛想を尽かされる日が来るかも。




 なんとなく4人の関係は未完結で終わらせたかったので、中途半端な感じではありますが、これにて連載終了とさせていただきます。


 最初はもっと殺伐とした設定があったんですけど、普通の恋愛物も書いておくかなぁと思って書いてみましたが、いかがでしたでしょうか?感想がひとつも来ない事が答えなのかも知れませんが・・・


 よく小説家の先生がファンレターを読んで。という話を聞きますが、感想が来ると来ないとでは確実に連載数は違うんだろうな・・・


 さて、次回作の構想ですが。ノープランです(`・ω・´)


 何日かは設定を考えますが、ファンタジーはキツイなぁ。と思っているので、現代物かも知れません。


 では、次の作品でお会いするまで、さようなら。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ