mesosphere(メソスフェア)
出ました。多義語です。
ねぇ、時を越えた文書(論文や学術雑誌)での情報伝達に用いられるのが学術用語だよね?何故に文脈に頼る?
まあ、専門が跨がなかったのでしょうね。
メソスフェア:
①力学的区分(物性的区分)におけるアセノスフェア(岩流圏)と核の間の層。(地球内部)
②成層圏と熱圏の間の層。(大気)
②は日本語だと「中間圏」という漢語もあります。
しかし、英語ではどちらもmesosphereだそうです。
熱圏
→中間圏
成層圏
対流圏
ーーーーー地表ーーーーー
岩石圏
岩流圏
→(メソスフェア)
核
上図のように、地表から3つ目の層が上空も地下もmesosphereらしいです。
meso-が「中間の」を意味する接頭辞なんですって。確かに、個人的に他の層に比べてあまり話題に挙げられない層だと思いますよ。地上でも地下でも。でも、それってちょっと可哀想じゃありませんか?
いや、無機物に可哀想ってのも私の感想ですけど。
英文を読んでいて出会ったmesosphereにびっくりしました。大気の話題だったのにメソスフェア?!調べたら「中間圏」のことでした。
リソスフェアの漢語が「岩石圏」で微妙な多義語なのに、メソスフェアも「中間圏」の外来語と多義語だったなんて。
アセノスフェア。君だけは唯一でいてくれるよね?