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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

欲望ミミック ~人間は宝箱に詰め込み過ぎる~

作者:雪村灯里
【人間の世界は美味しいものが沢山✨――このミミック娘、欲望すら食べる悪食】
 人の言葉を話し、ダンジョンの奥深くで気楽に過ごしていたミミックの『ミュウ』。居眠りしていたら本物の宝箱と間違えられて地上へと搬出されてしまった。このままでは退治されてしまう!! 生き残るヒントを探した彼女の目に映ったのは一枚の肖像画だった……ダンジョンを訪れる訳ありの人々と、そこに住まう風変わりなミミックとのお話。出会う人間はミミックに何かを託して去っていく。託された荷物を巡りミミックは事件へと巻き込まれてゆくのだった。

※カクヨムでも掲載中

【以下、公募用のあらすじの為ネタバレ注意】
 人の言葉を話すミミックの『ミュウ』彼女は昼寝中に冒険者達によってダンジョンから搬出されてしまう。
 搬出された先の屋敷で彼女はある女性の肖像画を見つけた。それは50年前ににダンジョン内で出会った人物であり、冒険者の一人シトロネラの曾祖母だった。
 当時のミュウは彼女から荷物と伝言を託されており、それを偶然にも彼等に渡すことが出来た。しかしミュウは人型に擬態したイレギュラーなミミックであった為、そのまま彼等に保護されることに。
 保護中は今までダンジョン内で出会った人々の預かり物と伝言を彼等と共に届ける事に。次第に彼等とも仲良くなり、人間らしくなる自身の心に戸惑う。

 ミュウは自身と容姿が似ているシトロネラの姉『イリス』と彼女の主治医兼ギルド顧問錬金術師の『フランキンセンス』と出会う。ミュウは次第に二人の謎に近づく。
 イリスの体調不良原因をフランキンセンスだと疑ったミュウは彼に真実を問う。彼は不老不死の存在で、100年前にミュウに知能と長寿を与えた本人であった。
 彼は亡き想い人『ローゼル』を造る為にイリスとミュウを改造していた。彼はイリスを手放す代わりにミュウを捕まえ、彼女にローゼルの思考を植え付け人格を作り全ては完成する。
 監禁されたローゼル(ミュウ)は全てを終らせる為に屋敷に火を放ち彼と共に死を選び、彼とローゼルの人格は消滅する。ミュウはシトロネラ達に助けられ、彼らと共生するのであった。


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