コラッツ予想、証明を振り返って
そういえば思い出した。
山道を歩いていて、先人が通った分岐点に出られれば、必ず降りられるという話を思い出した。
あれは、コラッツ予想だったのか。
旅人がでくわす分岐点が先人が通ったかどうか、標識が無い限り解らないから迷うということだったんだ。
でくわす分岐点が必ず先人が通ったものだけだと解った時点で、必要な証明は終わってたんだ。
それでも疑り深い人のために、分岐点のないルートは無いなど、証明しなければならないバックボーンは必要だ。
これを証明するには、いままで書いてきたことを積み上げなければならなかった。何度も、直感で結論までは見えてたんだが、数式にしようとしたとたん破綻した。
エスカレータの話で、逆にたどる発想はあった。
階段の話、正数と補数の階段の話があって、階段を上り下りし続け、同じだけ必ず戻ってこれるという発想になった。
もはや、悪魔はいらなくなった。先人のたゆまぬ努力だけが、正解に導いてくれるのである。