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登校から

 今、私は学校へ向かっている。制服と言うものを身につけ歩いている。鞄が重い・・・歩くの疲れた・・・。でももう少しで学校だからがんばりますか。

 「かーなめっ!」

 私の背後から誰かがおもいきり抱きついてきた。これはしっている・・・。

 「花菜かな・・・いつもそれやめてっていってるでしょ?こけそうになるんだから。」

 「えへっ、だーってかなめが大好きだから」

 ハートをとばしてくる花菜につめたい目を向ければ、そのまま行ってしまおうか、という気になるが、まあ私も花菜は嫌いではないのでなにもしない。

 「ほら、花菜。いつまでも抱きついてない。はやくいくよ?」

 「はーい!」

 元気良く返事する彼女に笑みがこぼれるも自分はさっさと歩いて行くと、

 「あーん要まってよー。」

 いそいでついてくる花菜に少し歩みを合わせながら学校の門をくぐり入って行く。

 教室へ入ればそこそこ仲の良い人達から「おはよう」とあいさつをもらいながら席につく。花菜はクラスが違うのでここにはいない。

 「おはよう。要。」

 「あ、おはよう、りつ

 律が静かにあいさつをしてくる。

 「うたは今日もかいてきたの・・・?」

 そう聞いてくる。いつもの一言だ。この子は考え方は違うが私の詩を気に入ってくれている人だ。私にとって大事な友達だ。

 「うん。あるよ、みる?」

 そういいながらファイルを取りだせば律は「いつもありがとう。」と言って少し笑いながらファイルを持っていく。

 「あ、もうすぐHRホームルーム始まるね。えっと、じゃあこれはかりていくね・・・。」

 そう律が言えば私は「うん」と答え前を向き辺りを見わたす。いつもの光景。すると先生が入ってきて皆がすわる。これが続くことは“幸せ”なのだろうか・・・?

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