第9話:あの手紙の意味
その場をとにかく逃れたかった。 明は恵理に聞いた
「何でここにいるんだよ」
「何でって麻美に合コン誘われたからかな」
「お前彼氏いるんじゃ・・・」
「その話はやめて」
「俺が少年院にいたときに手紙書いたろ?あれは嘘だったのか?」
「うん。覚えてたんだ、でもあれは嘘じゃないよ。あの時はね」
「あの時ってなんだよ」
すると恵理はあの手紙について語り出した「あの時は本当に限界だったの、学校に行っても元気が無くて辛い日々が続いたの。明の事で悩んでたときに同じクラスの男の子が私に告白してきて、少しでも明の事を忘れられると思ってその男の子と付き合うことにしたの、でもやっぱり明のこと忘れることが出来なかったのでも、一方的に別れの手紙書いちゃったから会いたくても我慢してたのあんな手紙書かなきゃよかった、今でも後悔してる。明、また私たちやり直さない?」
「ごめん、少し考えさせて」
明はすぐには答えが出せなかった。明は部屋を出て行ってしまた。 向かった先は正人がいる部屋だ
「正人、わりぃ今日は帰るわ。」
「なんでだよ」
「疲れたんだよ。梓ちゃんも入れてあげてそれじゃあな」
明は恵理が待つ部屋に戻った。
「恵理、正人のいる部屋に移ってくれる?」
「どうして?」
「俺、もう帰るから」
「じゃあ私も帰る」
「いいよ、恵理は帰らなくて」
「で、でも」
「いいから」
明は強い口調で言った。
「ごめんね明」
恵理は正人のいる部屋に向かう後ろ姿を見てから、明はカラオケを後にした。




