第7話:合コン
明が向かった先はなんと恵理が住んでいる家だった。 恵理の家に着いた明は戸惑いながらもインターホンを押した。 すると中から恵理が出てきた。 「あっ!明、少年院出られたんだね」
「う、うん」
「まぁここじゃなんだから中入りなよ」
「ありがとう」
明は3年振りに恵理の家に足を踏み入れた。 恵理の家は3年前と何も変わっていなかった。
「どうしたの?」
「いや、恵理の家に俺の荷物を取りに来ただけだから。取ったらすぐ帰るから」
「そんなにすぐ帰らなくても」
「いや母さんが家で待ってるから」
明は荷物をまとめて帰ろうとしていただが恵理の姿が見当たらなかった。 恵理は隣の部屋にいた
「恵理今までありがとな」
明は恵理の家を後にした。 あれから2年の月日が流れた 恵理とは一回も会っていなかった、明は今何とかサラリーマンをしていた。何とか友達も出来て毎日頑張っていた。 昼休みに入り同僚の正人が話しかけてきた
「明、一緒に飯でも食べに行かないか?」
「おぅ、けどもう少し待って区切りがいいとこまでやっちゃうから」
「わかった、でも早くしてくれよ俺腹ペコペコなんだから」
「分かってるって、よしっ終わった早速飯行こうぜ」 仕事熱心な明は1日が過ぎるのが早かった。 いつものように仕事帰りにコンビニによってお弁当と雑誌を買った。明は今一人暮らしをしている寂しい晩御飯だ すると明の携帯が鳴った相手は正人だ
「明、明日の合コンに行かないか」
「合コン?俺はパスだっていつも言ってるだろう」
正人からの電話は合コンの誘いが多い。
「頼むよ、居るだけでいいからさぁ」
「相手はどんな感じなんだ?」
「OLだよ、なぁ頼むよ居るだけでいいからさぁ」
「わかったよ」
「ヨッシャー!絶対だからな」
話が終わるといつも正人が電話を切る。 次の日になった
「おっはよー明」
「正人、何でそんなにテンション高いんだよ」
「何でって今日は合コンだぜ」
いつもよりかなり張り切っていた。明はいつも通りに仕事をこなした。 仕事が終わり正人の呼ぶ声がした
「明、早く行こうぜ」
「そんなに焦んなよ」
今回の合コン会場は定番の居酒屋だ 明は何も話さないつもりで合コンに参加していた。




