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第10話:意識不明

     明は家に向かっている途中だ、バイクで信号待ちしていると、

「キャー!誰かその人捕まえて」

女の人の声だ。明は無視しようと思っていた。    でも明は恵理のことで悩んでいた、少しでも恵理のことを忘れることが出来るかもしれないと思った明は、女の人の所に向かった。

「大丈夫ですか?」

「大丈夫ですけど鞄を捕られたです」

明はひったくり犯を追い掛けた。犯人もバイクだった。明は昔(暴走族)の感覚を取り戻そうとしていた。    犯人を捕まえる事が出来なかた。    追い掛けた始めて一時間が経っていた、なんとか犯人を追い詰める事が出来た明は犯人が近付いた瞬間、明は頭部は鉄パイプで殴られ腹部は刃物で刺された。     明はその場に倒れた。明は意識がなくなる前に、カラオケにいる正人に電話した。

「まっ正人?」

「どうした?」

「頼みたいことがあるんだ」

「何だよ」

「救急車と警察に電話してくれ」

明は意識がなくなった

「明、明」

正人はすぐに救急車と警察に電話した。       正人たちも明を探していると血が付いた刃物を手にして逃げていく怪しいやつを見掛けた。    怪しいやつが来た道をいくとそこには明が血まみれで倒れていた。

「麻美ちゃんと梓ちゃんはここにいて俺が見てくるから」

と正人だけが明に近付いた。

「明大丈夫か?もうすぐ来るから頑張れよ」

明のこと横には犯人が明を殴った鉄パイプが落ちていた正人も一緒に救急車に乗った。麻美と梓(恵理)はとりあえず家に帰った。     恵理は家に着くと恵理の目からは涙が溢れ落ちた。     病院にいる正人は医院長から

「意識が戻らず危険な状況です。とりあえず今日のところはお引き取りください」

と言われた。         正人はそのまま家に帰った。朝になり今までと同じ日々が続いた。正人は会社でサラリーマン、麻美と恵理はOLの仕事をしていた。    ただ一ついつもと違うのは明がいないことだけだった。      その頃明のいる病院では、明が意識を取り戻した。

「看護士さんにお願いがあるんですけど」

「何?何でも言ってね」

「紙とペンを用意してくれませんか?」

「紙とペンね、分かったわ」

明は看護士さんから紙とペンを受取り手紙を書き始めた。だがまだ綺麗な文字は書けなかった。

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