ステータス
俺は市役所に来ていた。
基本的にステータスは15歳になる年にもらうことができる。
15歳になる年の1月1日に住んでる市役所の合同体育館でステータスの説明を受けそのままステータス結晶というものを触れることでステータスを貰うことができる。そして種族とスキルを国に登録したら終わりだ。
種族とスキルは犯罪などがおきたときなどのためらしい。
「今日説明する佐藤です。よろしくお願いします。まず皆さん知ってると思いますが…」
そうこうしてるうちにはじまったみたいだな。
結構長かったので省くが注意点としてはダンジョンを攻略したければまた別の組織で冒険者ギルドと呼ばれる組織に登録しなければならない。そうしなければダンジョンに入ることもできないそうだ。そしてステータス結晶に触れることで種族が変わるらしい。結局人間が多いが。本人にあった種族になるらしいがどんなのになるかはだいたい遺伝であるらしい。基本的には家族と同じだが稀に特殊な種族になることもあり、その場合はスカウトが来たりするらしい。どこから情報を得てるんだろうな。
うちの親は両方人間だったから人間だろうけどね。
そんなこんなでステータス結晶を貰うことができた。怖いからみんな帰ってからやろう。
時間潰して周りには人がいなくなったところで
「あなたで最後です」
「よし使うぞ。」
すると体がステータス結晶と共鳴し始めた。
「これは種族が変わる兆候だ!」
職員が叫ぶ
え、まじで、最後にしてよかった。
体か一段と光りはじめ光が治まると特にかわったところはなかった。
「あれ?」
すると職員が
「なんだ、小鬼族か。」
と落胆していた。
小鬼族とは、物理ステータスが少し上がるかわり魔法が苦手になる種族であり、人間でも同じようなステータスをすることができるのでハズレ種族と言われる種族である。
「ま、物理特化にしたら人間よりも少し強くなるんでしょ。なら問題ないな。」
とりあえずステータス見るか。
「ステータスオープン。」
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名
前:高山 隆二 小鬼族(変異種)lv1 sp<10>
HP:10
MP:10
STR:1
VIT:1
AGI:1
DEX:1
INT:1
MND:1
スキル<skp·10>:なし
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「種族は小鬼族でスキル特になしと。OKです。帰っていいですよ。」
よし、帰ろう。