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ロイの冒険 世界最強の男、美少女しかいない異世界に行く  作者: 灼熱ひまわり
1章 いざ美少女しかいない異世界へ
6/33

6

ミスティアが銃を構えようとしたが俺が前に出る。


すぐ横では錫杖を持った女が落としたと思われる松明の一つが落ちていて燃えている。

ミスティアのヘットライトと松明の明かりが周囲を照らす。


「あれは任せろ、彼女が怪我しているぞ、守ってやれ」


「あっ、はい」


俺は金ピカのを見る。

今まではどこにも居なかった、テレポートみたいなので突如出現したか。

金ピカのは他のとは違い、槍を持っている。

凄まじい速度で突いてきたが俺は指先で槍の先をキャッチした。

俺が掴んだ時点で槍はピクりとも動かない。


「爆発しないファイヤーボール」


俺の手のひらから飛んでいく火の玉は金ピカの岩石の巨人に直撃し、粉々に砕いた。


勝敗はあっさりついた。

砕かれた金ピカのは煙のように消えていく。


軽く片付けてからミスティアと錫杖を持った人を見る。

錫杖を持った人は何処かのタイミングで親指を少し切ったらしく血が出ている。

ミスティアは両手で親指を囲んで何か唱えている。

一瞬、辺りが少しだけ明るくなった、次の瞬間には手の傷が綺麗に消えていた。

傷跡のようなものは一切無い。


攻撃魔法は苦手とか言ってたが回復魔法はちゃんと使えるのか。


「無事成功しました」


「どうもありがとうございます」


「傷の回復なら任せてください、疲労回復や気力回復も使えますよ」


「じゃあよろしくおねがいします」


ミスティアが呪文を唱えると少し光った。

外見上の変化はないが疲労回復したのだろうか。


ミスティアは銃をしまい、両手でしっかり印を結んで、精神を集中させて、大きな声ではっきりと呪文を唱えて魔法を使っている。

俺が見たところミスティアの魔法の実力なら印も集中も呪文も不要で格闘戦しながらでも同じ魔法を使えそうだが、それをやらないのは確実をきす為か、それともそんなに省略して魔法を使うと怪しまれるからなのか。


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