表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/7

見抜いてるハート

「はぁーー……」

ハートはため息をついていた。というのも、あの後自室にたどり着いたのが明け方だったので全然寝ていないのが原因である。もちろん少しは寝たが朝食の時間だと起こされてしまった。


「眠い……」

今は寝たい。ただただ寝たい。だがやらなくてはいけない事があるのだ……それは、

そうジェリアンのことである。あの後どうなったのか調べなくてはいけない。それで寝ないでジェリアンを探しているのだ。寝てからなんて言ってられない。




「てかジェリアンの部屋何処だ?」

眠くぼんやりした頭で考える……が何も思いつかない。


「どうしよ……う」


バタッ……

ハートはとうとう眠気に勝てず倒れてしまった。いくら海賊のキャプテンでも眠気には勝てないのである。


「ど、どうしたんですか!?」

ハートが眠りに着く直前声がした。その声は……思い出す前にもうハートは眠ってしまった。








「ん? 此処何処だ」

気がつくとハートは見たことあるような部屋におり、ベッドに寝かされていた。


「あぁ! 起きましたか!?」

誰かが近づいてくる。それは……


「心配したんですよ? いきなり倒れているハートさんを見つけてしまったのですから」


「ジェリアン! やっと見つけた」

探していたジェリアンだったのだ。


「ど、どうしたんですか?」


「いや~ちょっと聞きたいことがあってね?」

ハートが笑いながらジェリアン言う。


「はい、そうなんですか? で聞きたいこととは」


「うん、それは」

ハートは笑うのをやめ、真剣な顔つきになると……


「ジェリアン、お前政略結婚させられようとしてるんだろ?」


「!!!」

それは今までジェリアンが今までハートから聞いたことのない冷たく、真剣な声だった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ