大学
実は重大なミスをしていた四人、それは……。
偏差値の低い、どの都道府県にもある大学、ただ東京都で交通の便がいい。キャンバスは広く、様々なサークルが活発的に行動してるが、主に合コンに精を出しているようだ……。そんな三流大学へ四人は向かう。
驚いたのは国会議事堂こそ行列ができていたが、いざ、山手線に入ると人が死前(?)と、恐らく同じよう生きて(?)いる事だ。電車は動いているし、人口密度も濃い。
大学に着いた。やはり学生が大勢いる。ただ知り合いはいないっぽい。取り敢えず、大学の警備員に話し掛けて見る。
「あの〜俺達って在籍してますか?」その問いに苦笑しながら「ハイハイちょっと待ってね」と、朗らかな明るい返事が帰って来て、警備員が事務に問い合わす。
「あ〜ところで君達名前は?」
「あ、はい、坂本勇人です。俺だけでいいですよ。他の三人は同じ状況なので」作者がガンテツのフルネームを忘れたから気を使わせてしまった。
ところが!!
警備員が「坂本勇人という学生はいない!!お前ら悪霊だろ!?」そう、【志望届け】を出していなかったのだ!!本来なら受付から登記所へ行かなくてはいかなかったのだが、人ゴミで押し出され行っていなかった!!
「え?あ?しまった!!皆逃げろ!!」
「コラ待て!!」
必死に逃げる四人、キャンバスは広いので、隠れる場所なら腐る程ある。「ガンテツは向こう!!」「おうよ!!」「幸子、真由美はあっち!!バラバラになろう!!」「わかったわ!!」
一行はバラバラになって逃げる。
悪霊と位置付けられてしまった四人、果たしてこの先霊能力者に成仏させられてしまうのか!?




