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佳菜頭をよくしてあげよう・佳菜


今日も無駄に過ごしてしまった。

ここ何か月かずっとそうだ。

たしか、桜が散るころまでは毎日のように神保町の喫茶店に出かけていた。

トーテムポールがあるお店の中二階でいつもいちご生ジュースを飲んでいた。

ここの空間が好きなのは、高校を卒業してすぐカレシに連れて行ってもらったからだった。

とっても大好きだった。読書が好きなヒトだった。

でも、よく考えた。あたしたちはお互いを昔の恋人に重ね合わせていた。

だから来週の勝手に決められた同窓会執行メンバーでの打ち合わせに行くのがが嫌で仕方ない。

だって昔の恋人、夏生が居るから。

夏生は変わっちゃってるかな。

海が似合うような女の子と遊んでるのかな。

そんなことを考えるのは、とってもとっても悲しいことでした。

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