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初登校

はなを車に乗せ、寺へと送る。寺の駐車場に着いた。…時間は7時50分。寺の母屋の玄関。チャイムを押す…。~♪…チャイムって言ってるけど、手書きで呼び鈴…矢印も書いてある…。

「はい?」

光庵さんが出てきてくれた。

「おはようございます。」

「小野寺さん。はなちゃん。おはようございます。」

「おはようございます。」

「あの…今日から、はなをよろしくお願いします。後、書類です。」

「分かりました。小野寺さん、今日お仕事が終わりましたら、書類の確認をしましょう。それと生年月日の件は、はなちゃんから聞いたみたいだから、良かったです。」

「そ…そうですね…。分かりました…。仕事が終わりましたら、伺います。」

…話さなくても分かってる。

「じゃ、はな行ってくる。」

「行ってらっしゃい。」 「行ってきます。」

「気をつけて。」

「はい。ありがとうございます。行ってきます。」

走って車へと向かう。駐車場に停めた車に乗り、エンジンをかけた。時間は…8時。間に合うかな。職場へと向かう。…道路混んで…るな。ちょっと渋滞していた。…よく見ると…。見覚えのあるパトライト。この車が走ってる時は、大体の車が車間をとる。パトカー…。…交差点付近で…?あ、事故…。そこに向かって近くの農道?見たいな所にパトカーを停めていた。事故車の近くを…ゆっくりと徐行して行く。

その後は、スムーズに流れた。救急車の音が聞こえた。…大丈夫かな?チラと時計を確認。8時10分…。間に合うな。大丈夫。…7分後。職場に着く。…駐車場に車を停めて、鞄と荷物を持って、院内へ。職員出入り口…。カードキーで鍵を開けた。

「おはようございます。」 「おはよう。」

何人かの職員とすれ違う。男子更衣室。…カード。中から誰か出てきた。

「あ、おはよう。小野寺くん。」

「おはようございます。…東さん。」

挨拶だけして、更衣室に入る。慌ただしく着替えた。着替えを済ませて病棟へ向かう…。エレベーターに乗りホッとした。

「…良かった…。間に合った。」

思わず呟いた…。エレベーターを降りて左へ曲がり、自動ドアを抜けて、病棟内へ。…林師長が病室から出てきた。

「…おはようございます。」

「!おはよう!小野寺くん。体調大丈夫!?」

「はい。大丈夫です。ご迷惑をおかけして。あの…これ、少しですが皆さんで食べて下さい。」

林師長に紙袋を渡した。

「そんな気を使わないで。大丈夫だから。」

「いえ。すみませんでした。失礼します。」

そそくさとその場を立ち去った。


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