焦げ…
はなが左手にはりんごを。右手には…包丁を持っていた!
「はなちゃん…包丁、危ないから置こうか?」
俺を見たはな…。包丁がキラリ…
「りんご剥きたい…。」
…ちょ…包丁持ったまま言うのは…!
様子を見ていた山内が、炬燵から出て来てくれた!
「はなちゃん、ちょっと包丁置こう…?」
「りんご…」
包丁を持ったまま山内の方を見た…。
「…剥くのは良いけど、包丁は、はなちゃんには大きいから、果物ナイフを使おう?」
「…包丁がいい…。」
…はな?!
「怜くん、りんご…。」
この状況…まるで…山内を人質にって…違うちがうチガウ!何言ってんだ!!
「怜くん、ハンバーグ焦げる…。はなちゃん、りんご剥こうか。」
山本!?
「剥きたい。」
「1回包丁洗っていい?玉ねぎ切ってるから。」
「…はい。」
山本がはなの右手から、包丁を受け取り、流しで洗う。
「怜くん、俺が教えるから、ハンバーグよろしく…。」
……
「怜くん…」
山内の声で我に変える俺!!…あ!慌てて、フライパンのフタを取った!…良かった…焦げてない…。火を止めて、皿に盛り付け。最後に温めておいた市販のデミグラスソースをかけた。
「はぁ…マジヤバかった…。」
「はなちゃん。ヤバかったな…。俺も焦った(汗)」
なんでそんなに?ってなると思うけど…。いつもは、静かに俺の料理をする所を見ていたはな。それが…(汗)…。
焼きに入って、これから洗おうと流しに置きっぱなしにしていた包丁。その包丁を見たはなが、りんご食べたさに、手に持った。
包丁とかを触らせた事無いから…。それと、なんとなくだけど…包丁を持ったはなの顔が…めちゃくちゃ怖かった…。
「そうそう…。上手だよ。」
山本がはなに包丁を持たせて、りんごを剥かせてくれていた。
「上手だね。はなちゃん。ちゃんと剥けたね。」
「うん♪」
…(汗)…。
「…すげぇはなちゃん。」
…関心した様子の山内…。ハンバーグを皿に盛り付けた…。まだ…なんか…生きた心地がしない。
「あ、出来た?持ってくよ。」
山内が皿に持ったハンバーグを炬燵へと持っていく。それを見たはなが、山本から離れて俺の元にきた。
「怜くん。りんご剥けました♪お手伝い…」
「はなちゃん…頼むから、今度からりんご食べたい時は、言って…。剥き方教える…から…。」
「…はい♪」
その後…夕飯を食べた。はなは、
「おいしい♪これ好き♪♪」
「美味い♪」 「イける♪」
…なんか…急に…?変だな…?




