口が
日和光さんがキッチンの時計を見た。
「!もうこんな時間?!戻らなきゃ!」
午後から、日和光さんは、フリースクールに勤務だった。かすみさんが日和光さんに聞いた…。
「日和光ちゃん、今日は何人?」
「今日は、2人。」
「2人?」
「後で話すよ!健蔵さん、ごめんね。行かなきゃ!!」
「うん。あ、日和光さん…これ光庵さん達に…後…はなちゃんにはこれ。」
健蔵さんは、いそいそと準備していた、袋をキッチンから、持ってきて、はなに果物の缶ジュースを袋に入れて渡してくれた。
「ありがとうございます。健蔵さん♪」
嬉しそうなはな。俺もお礼を言った。
「ありがとうございます…。」
「小野寺さんも一緒に飲んでください。」 「はい。」
「健蔵さん蕎麦ありがとう!光庵さんに渡すね。ご馳走様!また来る!」
「日和光ちゃん気をつけて!」
「かすみちゃんまた後でね!」
「うん!」
声デカい…(汗)…。健蔵さんの家を出る俺たち。車に乗り、もう1度時間を見た。
「1時15分!40分までには行かなきゃ!」
「日和光さん落ち着いてください。間に合いますから…。」 「…(汗)…。」
健蔵さんの家の駐車場を出たて寺へと向かう。…知ってる道に近づいたからか、日和光さんが俺に言った…。
「今日来る子達はね…曜日指定の子達なの。後…見学中は静かにしててね…。」
「…分かりました…。」
「はなちゃんは…大丈夫だね。」
「…はい。」
…1番煩いのは日和光さんです…。なんて、そんな事…口が裂けても言えない…(汗)
寺が見えてきた。時間は、1時35分。
「…間に合った。良かった…(汗)」
寺の裏側の駐車場に車を停めた。舗装された道を歩いて行く…。大きな建物。
「ここは宿坊なんだ。」
「宿坊?」 「宿坊ってなんですか?」
「参りに来た方が泊まる場所だよ…。」
…中に向かう。中に入ると、ホワイトボードと机が…。
「すみません。お待たせしました。」
…この子達が生徒になるのかな?…小学生かな?…。男の子1人…女の子が1人…。手元にはタブレットも…。
「こんにちは。授業を始めます。」
「はい。」 「はい。」
授業が始まった。その様子を静かに見学する、はなと俺…。




