大きい…
はなは、耳を塞いだまま、微動だにせず…。日和光さんとかすみさんが、キッチンへと来てくれた。
「こんにちは!健さん!」
めちゃくちゃ元気な女性。健蔵さん思わず…
「こんにちは…。かすみちゃん…そんなに大きな声じゃなくても大丈夫…。」
「あ、ごめんなさい。」
健蔵さんが、蕎麦を打ち始めた。大きい塗りの桶に蕎麦粉を…水を入れて…蕎麦粉と合わせていく。…確か、水回しという作業だったかな?
「…可愛いお客さんが、来てる♪」
「はなちゃんだよ♪」
耳を塞いでいたはな。そのまま俺の後ろに隠れた…(汗)
「…耳塞いでる…。なんで?!」「さぁ?」
…貴女方の声です…(汗)
「…はなちゃん、耳がいいから。2人の声が耳に刺さるんだと思うよ?」
健蔵さん…そんなキッパリ言わなくても…(汗)
「やっぱり煩いかぁ。言われるよ。声煩いから、もう少しトーン下げろって…。」
そう話した矢先に…
「ねぇ日和光ちゃん!」 「なに!」
なんか話していた。やっぱり声デカい!健蔵さんを見る。蕎麦を打ち…綿棒を使って延していく。はなは、俺から離れず…。延した蕎麦を折りたたみ、蕎麦切り包丁で切っていく。
「…2人とも、静かに!はなちゃん、怯えてるから!小野寺さんも注意して大丈夫ですよ!」
…今…なんか、光庵さん見たいだった。
「…光庵さんそっくり(笑)」 「似てた!そっくり(笑)」
この2人…マジ煩い!
「…光庵さんが頭悩ませるの分かるなぁ…。日和光さんと月光さんを足して割ったら丁度いいくらいだよ…。」
呆れ気味で話して、蕎麦を茹で始めた…。
「月光と一緒にしないでよ!!」
「月光ちゃん、大人しいもんね!」
たまらず…?…はな…?俺から離れて、日和光さんの元に…。すると…
「…お2人とも…お静かに…。」
…はな?!…思わず黙る、日和光さん達…。




