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朔と望

はなの…月齢?

「月光…。良いのか?」 日和光さんが心配そうに月光さんを見て、呟くように尋ねた。月光さんは、微笑みながら

「はなちゃん、もう大丈夫ですよ。だけど、痛みが現れたら、小野寺様に伝えて下さい……。」

白夜さんが…俺に…

「月齢をすすめた事は、禁忌。ですが、このまま生きていくには、余りにも過酷…。」

…過酷…

すると日和光さんが、

「…どっちも過酷かもな。でも、まだこっちの方がマシだな。」

月光さんが、日和光さんを見た。マシって…(汗)白夜さんが

「小野寺様。はなちゃんがこの時代に来て、食事をしてますよね?」 「…はい…。」

「食事…それが良かったんです。」 「?」

「周期が止まりつつあった。食べ物を与えた事で、少しずつでしたが、周期を刻み始めてきています…。」

ど…どういう事だ?

「…なるほど…あの時代でも…」 「日和光…。」月光さんが日和光さんが話すのを止めた。

苦虫を噛み潰したような顔をしている、日和光さん。…と

「月光さん。私の身体は、これからどうなるの?」

はなが不安そうに月光さんに聞いた。

「望までには、成長し、元の身体に戻りますよ。あの時代には、戻る事は出来ませんが…。」日和光さんがはなを見て…

「話せる様になったね。月光、かなりをすすめた?」

「今の時間にすれば10時間…。日にちすれば、7日間位ですが、時代にすれば、100年以上。」

クスと笑った月光さん…。

「よくやるよ…」

日和光さんも笑っていた。俺は、理解出来ず月光さんに聞いた。

「…あの…。はな…はなが元に戻るって?どういう事ですか?それに月齢?周期って…。」

それを説明してくれた日和光さん。

「月齢は、月の満ち欠けを見て、計算する。それで周期を割り出す…。幸い今日は、朔…。望までには、はなちゃんは、成長して元に戻る…。まあ、見てなって。」

日和光さんは、俺に笑みを見せた。



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