選択
ど…どうするって…。
「…小野寺さん…。はなちゃんの面倒見れんの?子供を育てるって、かなり大変だよ?」
日和光さんが俺に真剣な目をして見ていた。
「小野寺様…。……日和光の話した通りです。」
白夜さんまで…。と…月光さんが、静かに口を開いた……。
「…はなちゃんを元の世界に戻しても、同じ道を辿ります…。」
「…同じ道…?」 はな?…月光さんが話した言葉が分かったのか、月光さんの顔を見て、聞いた…。はなに優しく微笑み、そっと、はなの耳を触った。
「はなちゃんは、大人しく、恐がり、それでいて、我慢しやすい子です…。…このまま、元の世界に戻る事で、同じ様に、捕らわれて…もっと酷い事になる…。」
月光さんは、はなの耳から手を離した。そして、今度は、手に触れていた…。月光さんは、俺らを見て…
「本当は…はなちゃんは、あの場で、亡くなっていたはずなのです…。ですが、空間に亀裂が生じて、落ちてしまった。はなちゃんの運命が変わってしまった…。」
「なら、またじ…」
「日和光!やめなさい。」 光庵さんが日和光さんを止めた。
「もし…また時空に亀裂か生じれば…今度は、取り返しの付かない大きな事態になる。」
「時空間を彷徨い、運が良ければ助かる。まあ、こっちは、死人が出るかな?」
「日和光!!」 とうとう、光庵さんがキレた。
「本当の事だ。隠す方が胸くそわるい。」 光庵さんがキレた事に、身体を震わせていたはな…。
月光さんが、はなの背中をさすっていた…。俺は、はなを呼ぶ。
「はなちゃん、こっちに来て?」
「はい…。」 素直に来てくれた。俺は、はなに…
「はなちゃん…俺と一緒に居る?それとも…施設に行く?」
施設と聞いて、ギョッとする、光庵さんと白夜さん。
…まだ小学生?のはなには…酷い選択…。はなは、意味を理解出来ないかもだけど…。…はなは俺を見て…
「私…怜くんと居る。」 ?!…はな?そして
「月光さん、ありがとう。」
は…はなが…普通に話してる…。
「はなちゃんの…時が動き始めました。もう大丈夫です。」
「月光…貴女…。」
「…はなちゃんの月齢をすすめました…。」
げ…月齢??




