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温泉の湯気

りこちゃん…

「もう1回お風呂入りたいなぁ♪」

「え?もう1回?お風呂って夜1回しか」

はながりこちゃんに聞いた。

「…それはお家でだよ。温泉は3回入るんだって…。」

「3回?どーして?」

「分かんない…けど…」

…スマホで調べた…。

「2人とも…温泉のマーク分かる?」

「温泉のマーク?」

「あ、地図に乗ってる…」

「ちず?」

「そう、その地図…このマーク。」

はなとりこちゃんにスマホの♨︎のマークを見せた。

「…この線がね、お風呂に入る時間を表してるんだって。」

「…1回目が5分…2回目が8分…3回目が短い…。」

…。


21時少し前…浴衣を着て、月光と部屋から出た。フロントへ向かう。

…さっきとは違う男性…。

「すみません、貸切風呂の鍵を…予約した」

「101、小野寺様ですね。こちらになります。…ごゆっくりどうぞ…。」

「「ありがとうございます。」」

男性から貸切風呂の鍵を借りた。

月光と貸切風呂へ向かう。

…ここかな?

深緑色の暖簾を潜ったら木の扉…。

鍵を開け、中に入った。

温泉の湯気で仄かに温かい脱衣所。

備え付けの棚には籠が2つ。

「…木の香りが良い…♪」

「うん♪」

…ここからは内緒♡

ご想像にお任せします♡♡



「…風呂入りに行くけど、どうする?」

「酒飲んだから止めとくよ。明日の朝入る」

「なら…鍵置いてく。」

「うん。」

…山内が風呂に。

俺はちょっと売店に行くことに。

せっかくだから…もう少し飲みたい…。



お風呂…行きたいなぁ…。

「希望、ばあちゃんお風呂行くけど…」

「!私も行く。」

「…私は明日の朝に入ります。」

「…ふぁぁ…ぼく…も…」

「叶人…眠いなら歯磨きして、寝なさい…。」

「…うん。」

「ふふ…お腹いっぱいで温かいからねぇ…。」

かなと君眠そう…。



スマホを見終わる…。

「2人とも…お風呂…」

「入るよ♪ねっはなちゃん。」

「うん♪」

…俺も軽く入るか…。



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