14時過ぎの内線
午後14時少し前…。
ナースステーションの電話がなった。
…家族カンファレンスの方が来たかな?
電話のディスプレイを確認。…内線14…院長室?
「病棟、大類です。」
「山本です。お疲れ様です。」
「お疲れ様です。」
「至急、院長室に来てください。」
「分かりました。」
…何かしら?受話器を静かに置く…。
「長岡師長、ちょっと院長室に行ってきます。」
「はい。」
ナースステーションを出て、院長室に向かう。
「今…」
「大類さんだね。」
「はい。」
応接の椅子に座り直し、書類を見た。
「山本さん、私も呼びたい方が…良いかな?」
「…あの…何方を…」
「…」
「?」
♪♪
ドアをノックする音が…
「はい。」
「失礼します。」
大類部長が来てくれた。
「部長、お忙しい時にすみません。」
「いえ、…来客中で…」
「いや、彼は…」
神野さんが席を立ち、大類部長に近寄った。
「初めまして。私…」
名刺…。大類部長が名刺を受け取り、
「…ありがとうございます。」
…大類部長が名刺に視線を移す。
「?!」
…彼は…
「…(汗)」
…大類部長が驚いた。
「…部長、こちらに…この書類を見てください。」
…部長…顔色悪…。だよな…けど
「は、はい…。」
部長が俺の元に…書類を見せた。これを見たら更に…。
「…こ、これ…は…これは本当ですか?」
「…」
この書類に記載されてる事…。
職員によるパワハラと…患者への暴言による虐待の告発文だった…。
「…この方は、私の元に来て、こう話してくれました…。」
「な、何を…」
「今ならまだ間に合う…。と…。…山本さん。ちょっとこの方を…電話お借りしても…?」
だ、誰を…呼ぶんだ?




