ここで最も
「早く!218に!!」
な、なんだ?!何があった!!
雨宮さんが218へ!
俺も一緒に向かう!
218内へ…?!
「あ、雨宮さん!」
福井さんと支援室の看護師、高松さんが吸引処置中!
「ど、何があったの?!」
「窒息!」
「え!?!」
「…酸素上がってきた!」
「取れた!」
窒息の原因…それは
「この方欠食なのよ?!なんで食べさせたの?!」
美恵子さん…あ、ボサ髪!
ボサ髪の手にはゼリー飲料のパウチ?
!…誤嚥による窒息!
「す、すみません…。」
…その後、医師が来て診察した。
発見が遅れたら、本当にヤバい事になってた。
今日からしばらくはモニターを付けて、経過を見る事に…。
ここ2日で重大インシデントが2件、立て続けに起きた…。
その内の1件は、ここの病棟で最も1番恐れている事…。
ナースステーション内で手を洗っていた時、ここの手洗い場は鏡が付いていて、大類部長がボサ髪に声をかけたのが見えた。
「…ちょっと、いいかな?」
「…はい。」
…部長と共に…ボサ髪がナースステーションを離れた。
彼女と面談室へ向かう。中に入ると、彼女が私に話した。
「え?!」
…彼女が私に教えてくれた事…それは…
「…私が病室に補充物を置きに行ったら、既にゼリーを食べていて…」
「?!あ、あのゼリーって一体…」
「床頭台の引き出しの中に入っていたゼリーです。」
「しょ…床頭台の引き出し?!」
「彼は、欠食ではありますが、身動きが取れる方なんです。引き出しの中に入っていたのは、以前、彼が食事をしていた時の残りなんですよ。それを下膳ずに引き出しに入れっぱなしにしていた。」
「な、なぜそんな…」
「あのゼリー飲料は投薬に使われていたゼリーで、まだ未開封のです。」
…こ、言葉が…
「…私が引き出しに入ってるのを知ったのは、環境整備の時に、引き出しが開いていて…。中が見えた。…それだけです。」
…そ、それだけって…。




