血管が
マウスウオッシュを盛大に吹き出した杠さん…!
「ちょっと大丈夫?!」
杠さんの隣、甲原さんの吸引処置を終わらせ、バイタルチェックしていた、柊さんが慌てて来てくれた!
「ゲホッゲホッゴッ」
咳き込む杠さん!顔真っ赤にって血管浮き彫りに!!
「………ズーズーずんな。ごで。」
「杠さんすみませんでした!」
杠さんに頭を下げ謝った…!
「…あ、口ん中…けずいいな。」
え??
「これ…いい…の?!」
「…うん♪」
うんて…(汗)
米子さんのベットのシーツ、ラバー、包布、病衣をフル交換完了。オムツもサイズを変えて、米子さんに合わせた。
「…米子さん、スッキリした?」
「うん。」
「良かったねぇ。」
「…」
スッキリしたけど…なんか?
…ふと目に付いた、米子さんの手の甲…。細い血管が浮いてる…。
「後で小野寺さんに報告しないとね。」
福井さんが米子さんの排泄表に記入した。
「なるほど…。」
「…どうかしましたか?」
「…最終日に排便があったきり…。ここに入院して…食べる量はさほどだったけど、その前から出てない可能性もあった。下手したら…イレウスになりかねなかったかも。」
「…小野寺さんが見抜いたって事ですか?」
「そう。」
小野寺さん凄い。
「米子さん、お疲れ様でした。ちょっと休みましょうね。」
「…。」
米子さん、眠そう…。
そうだよね…。
排便後は血圧が下がるから。
米子さんの場合、血圧が低いし、排便する事で更に低くなったかな?
…と、福井さんが
「…ちょっとナースステーションに行ってきます。」
「分かりました。」
その頃…ナースステーションでは…。
「…これなんて読むのかな?」
…看護師が電カルを見ながら頭を悩ませて…。
何かしら?
「…蛛と真紅…」
…くもとしんく??




