場数
はなをスクールに送る。信号待ち。
「…怜くんあれなーに?」
あれ?…はなが見てる方を…
「あれはね、自転車。」
「自転車?」
「うん。」
自転車に乗った方。その姿にはな…。
「…私も…。」
「はな、自転車乗った事」 「…ないです。」
…無いですか…。そうだよな…
「…自転車は練習しないと乗れないから…」
「そうなんですか?」
「うん。…」
信号が青に変わる…。
自転車は最初補助輪を付けて、慣れてきたら、補助輪を外して…多分だけど…はなは、何度か場数踏まないと…危ないかも(汗)
「朝食です。お名前…」
…オーバーテーブルに食事を…あれ?
患者さんの名前を確認した。何だろう?この…感じ…。妙な違和感が?…
「すみません、一旦食事下げますね…」
「…。」
患者さんに断り…食事を1度下げた。
病室から廊下へ向かう。
えーと…。看護師さんを探す。あ…
「町田さん」
「はい。」
町田さんに食事形態を見せた。
「…ちょっと、待っててね。」
町田さんがナースステーションへ向かう。
時間…大丈夫かな?
「おはようございます椿さん。…どうしたの?」
あ…佐藤主任…。
「実は、患者さんの食事形態が変わってるようなので、確認…」
佐藤主任が食事形態を見て、食札を
「あ、この方…」
「この方とろみ食よ。」
…町田さんが戻ってきた!私が見てる食事形態は、キザミ食。…やっぱり…(汗)
その後、すぐに、食事を作り直してもらって、事なきを得た。
自転車に乗った方を追い越した。
…ほっ…。
ここの道路、ちょっと狭い(汗)
はなは、自転車を見たいのか、助手席から後ろを振り返る…。
「…自転車…」
…相当気になってんな(汗)




