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懐と腕
「あ、真っ暗になっちゃった(汗)」
タブレットの充電が切れた。
「はな、タブレット充電しよう。」
「はい。」
タブレットを充電…。
「20時になるのか。」
山内が言った。
「…山内さんなんで時間分かるの?」
「これだよ。」
山内がはなに腕時計を見せた。
「…時計?」
「これは腕時計。」
「腕時計…」
はな興味ありそうだな。と…
はな…
「腕時計って…あの時計もなのかなぁ?」
「あの時計?」
「光庵さんが持っていた時計です。」
光庵さん?
「はなちゃん、光庵さんが腕時計持ってたの?」
「んーと?ぶら下げてました…」
「ぶら下げてた?」
「はい。」
時計をぶら下げてた?一体な
「あ、もしかして懐中時計の事かな?」
「懐中時計?」
「…なるほど。あ、俺もってるよ。」
「怜君が?」
「うん。職場で使ってたるんだ。でも、電池切れで今は違うヤツを使ってるよ。」
この懐中時計、ナース専用カタログから選んだ。結構気に入ってる。
開発が終わり、スタッフが手を洗う。
ペーパータオルで手を拭いた後、ポケットから、何かを…って、念珠?
透明な玉と水色の玉。真ん中は大きな玉が付いていて、字が…。
そのスタッフは念珠を左手首に付ける。
…似合う…。その方とあまり話す事はない。ちょっと声を…。念珠の字を聞いた。すると…
「梵字で…キリークです…。」
…更に分からない(汗)




