過去と未来
山内にあの寺…時光寺の話をした。すると…
「そこって…確か…あ、あそこかな?山の中の?」
「…うん。知ってる?」 「明日、その近くの家に行くんだ。一旦、事業所に行ってから、行くよ。」
山内は、訪看だから…。この辺りの事もよく知っていた。
「…やっぱり、いるんだな…。見える?人。」
そう言って、カツサンドを食べ終えると、野菜ジュースを飲み、今度はカレーパンを口に運ぶ山内。
「見えるって…何が?」 「…パラレルワールド。」「え?」
…パラレルワールド…。聞いた事はあるが、それはTVや漫画の話じゃないのか?
「聞いた事あるけど、あれって漫画やアニメの世界の話じゃないのか?」山内に尋ね、野菜ジュースを飲む…。
「パラレルワールドって、見えるだけじゃなくて、その世界にも行けるのかな…?」
山内がカレーパンを食べ終えると、野菜ジュースを飲み終え、「ご馳走様…」…昼飯を食べ終えた。カレーパンを1口齧る俺。
「まあ…行けるというより、飛ばされた?そして、パラレルワールド内の1つの出口がここだった…。タイムスリップ…いや、タイムワープのほうになるのかな?」
…タイムスリップは、あのネコ型ロボットの話や映画だと、バック…
「ご馳走様…。」 はながミニサンドを食べ終えていた。あれ?カレーパン、半分残してる。
「…お腹いっぱいかな?はなちゃん?」
山内がはなに聞いた…。「はい。」 返事をしてくれた。
「…山内君、パラレルワールドだっけ…。未来だけでなくて、過去も見えるって事なのか?」「見えるんじゃないかな?」
「それって、物でも分かるのか?」 「?物って?」
「実は、その寺の人から、はなが身に付けていた、着物とあの紙を見せてって言われたんだ。また、行ってみる。」
「俺、明日から仕事だけど…はなちゃん、独りで留守番させるのか?」
「あ…そうか…。連れて行きたいけど、もし疥癬うつしたら…(汗)」…だけど1人にはまだ…
「連れて行って見たら?もしかしたら、何かわかるかもしれないよ?」
…仕方ないか…。




