表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
182/251

愚痴?それとも…

コーヒーの入ったマグカップを2つ手に持ち、炬燵へと戻った。

「飲む?」 「あ、ありがとう。」

コーヒーの入ったマグカップを山本が座ってる炬燵のテーブルに置いた。俺のマグカップもテーブルに置き、炬燵へと入る。…山本が俺に言った。

「今回で林師長が異動するけど…問題?起こさないといいな。」

「うん。」

はぁとため息を付いた山本。この林師長…。いい所は、部下に対して、面倒見がいい。とにかく元気。で毎日テンションが高い。これはいい事なんだけど…。たまにそれがめちゃくちゃ…ウザい。真剣な話をチームでしているにも関わらず、空気を読むのが下手なのか、あのテンションで話す。

それから…医者を変におだてる。リップサービス…それが凄い。これもまだいい方。…じゃなんだ?って…思うかもだ。俺らが心配しているのは…林師長の否定的な返事だった。師長と言う立場上…彼女には、必ず、報告、相談は避けられない。患者の件を相談した時だった。その時に決まって、

「でも…」…。これだった。で…他の看護師が提案する…と、「でもぉ」…。

誰が話しても、「でも…。」 いつまでも解決せず…(汗)…。仕方なく、チームで…

「これどうかな?」

突然、師長が俺たちに提案…。それ、マジで言ってる?って言う…とんでもない案…。話すだけ、聞くだけで、体力使うし、萎える…。まだまだ…もっとあるけど…。とりあえず言えるのはこれだけ。


対して、前にいた師長は、

「うん。いいよ。」

きちんと話を聞いてからOKと言ってくれた。ただOKを出すんじゃなくて、必ず…その案のメリット、デメリットを聞いた上で返事をしてくれた。

ただ、唯一、彼女が譲らない物があった。それは、勤務に対してだった。勤務に対しては容赦が無い。俺は別にいいけど、子育て中のママ看護師が地獄を見ていた。

で…ある日の休憩中に、現師長と前師長…どっちがマシかなぁ?と言った看護師がいた。圧倒的に、前の師長が多かった。あれ程、勤務に文句言っていた、ママ看護師も…同意した。なんで?と思って聞いたら…


「…人の話を聞かずに、無理難題をふっかけて来たり、提案した事を否定しまくり。そちらから何かいい案が無いかと言ったら、何も考え無しの提案や思いつきで話すなら、ちょっと勤務がキツい位の方がマシ。」

だった。もう…2、3年位前の話しだけど…。これがまだ続いていた。

「…林師長のいい所は面倒見いいし、明るくて元気な所だけど…あの否定的な所と思いつきで提案し、実行させようとする所なんだよな。」

山本がそう話して、スマホをテーブルに置いた。

「…前の師長…のやり方の方が良いって言う方も居たけど、今は通用しないから。労働基準法にも絡むし、後はなんだ?…ハラスメント?やコンプライアンス?とかになるか?…。」

これって愚痴なんかな?それとも…ただの悪口?




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ