表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
165/173

かもうどん

夢月美荘に予約を入れた後…部屋割りを決め…

「ママお腹空いた…。」

そういえば、今何時だ?スマホを

「あ、もうこんな時間?」

日和子さんが腕時計を見ていた。

夜6時30分。…?なんか音がした。

「日和子。」

光庵さんが来てくれた。手にはお盆?

「白夜がうどんを作ってくれたよ。」

「あ、ありがとう!光庵さん。」

テーブルに乗せた、お盆。丼から、湯気がたっていて、出汁のいい匂いがした。

「白夜さんのうどん、好き♪」

木下さんがかなと君に、お盆から取った丼を置いてあげた。はなには、日和子さんから、置いてもらった。

「いただきます♪」

日和子さんが丼からうどんを持ち上げて、息を吹きかけ、うどんを啜る。俺たちも食べる事に。…つゆを1口。!…スゲェ美味い!…

「叶人君、はなちゃん…鴨うどん美味しい?」

「うん♪♪」 「美味しいです♪♪」

?!…かもって…あの鴨?!よく沼地になんかにいる…?!

「…あのまさか鴨って、沼地に…」

思わず、日和子さん達に聞いた…。

「違うよ。合鴨だよ。合鴨を飼ってる方がいて、その方から、買ったんだ。」

…合鴨?よく沼地にいる鴨とは違うのか?!

「合鴨…あ、もしかして合鴨農法ですか?」

「そうですね。」

合鴨農法?…質問しようとした時、光庵さんが俺に言った。

「小野寺さん、日和子も夢月美荘に連れて行って下さるんですね。ありがとうございます。」

…あ、いやあの…。俺にお礼を言って、母屋に戻った。この教室?端の方に、ドアがあった。母屋と繋がっているらしい…。

うどんを食べる。…うますぎ…

「ご馳走様♪♪」

日和子さん食べるの早くね?

「さ、部屋割りしなきゃ。」

日和子さんが部屋を割り当てって…ま…まぁいいか。鴨うどんを食べ進めた。はなも

「ご馳走様でした♪」

2人して食べるの早くね?!

「こんなもんかな?」

日和子さんが部屋割りをしてくれた。部屋は全部で3部屋。

「木下さんと叶人君、のぞみちゃんとのぞみちゃんのお母さんが一緒のお部屋です。」

「分かりました。」

「小野寺さんと山内さん、山本さんが一緒。はなちゃんとりこちゃん、私が一緒。」


…と…急にかなと君が…

「僕、はなちゃん達と同じお部屋がいいな…。」

「え?!」 「!?」

木下さん、日和子さんびっくり!俺もビビった!

「ち…ちょっとそれは…ダメ…かな。」

木下さんしどろもどろになりながら、かなと君に言った。けど…

「はなちゃんと一緒がいい!」

…か…かなと君、マジか?!

「りこちゃんとのぞみちゃんも一緒!」

…は?!

「みんな一緒がいい!!」

み…みんな一緒の部屋?!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ