あけ
「お疲れ様でした。」 「またね。怜くん。」
夜勤を終えた。3月10日、夕方17時30から 翌朝8時半までの勤務…。仕事を終え1人男子更衣室へ向かう。更衣室に入り、着替えを済ませ、アパートへ帰った。職場は南陽市。家は高畠町。車で約15分くらいか?とにかく、帰って寝たい…。アパートに着くと、一旦居間へ向かい、鞄を置いた。一人暮らしだが、1LDKのアパート…。広く快適だった。…とにかく、シャワーを浴びてから寝たい。
とりあえず…今言えるのは…
小野寺 怜。年齢は…いいか。とりあえず、オッサン。独身。彼女無し。以上… おやすみなさい。
~♪♪~
……?……。なんだ?スマホの音?…。明けで寝ていた俺の枕元で、充電中のスマホがなった。……寝ぼけ眼で、スマホを手に取り、画面を覗く。
石川県で震度5弱の地震が発生……。
地震??石川で??……寒い部屋の中……。ベットから起きて、居間へと向かう。エアコンを付け、テレビを付けた。緊急速報…。炬燵のスイッチを入れ、とりあえず、ぼぅとニュースを見ていた。だんだん…目が冴えてきた。…。寝起き…しかも夜勤明け…。理解するまで、時間がかかった。
20分後…。フラフラと立ち上がり、台所へ向かう。ケトルに水を入れ、沸かし、コーヒーの準備をしていた。”カチン♪”…湯が沸いてコーヒーを入れた。甘いコーヒー。まあカフェオレ。スティックタイプ。洗ってカゴに置いてある、割り箸で、適当にまぜ、カップを手にし、炬燵へと戻り、ニュースを見ていた。まだ眠気が残った状態に炬燵…。だが…ニュースから目が離せなかった。何度も地震速報が流れている。
地震直後の映像を見ながら、コーヒーを飲む…。別の局に、チャンネルをかえ…
バン!ドガダァァン!!
!!な……なんだ?!……。
コートを入れている居間のクローゼットが突然開い……え……?!……




