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2/12

だいたいのストレスは自分の解釈を補正すれば適正化できると思っていたけどそれだけじゃダメだったということを思い知ったのでした。


 いっときはけっこう真剣に、薬剤師と心理カウンセラーでの二足のわらじで食べていくことを検討する程度にはその手の学問を勉強していました。


 正直、カウンセラーじゃあ食っていけないと達観してからは、心理ガチ勢から趣味程度の勉強に降格しました。でもこの分野は嫌いじゃないので、なんだかんだと自己研鑽は続けてます。


 ちなみにストレスというものの正体は、ほとんどが期待と現実とのギャップです。


 他人や自分に対しての期待値が高すぎるからストレスが発生するわけなので、期待を適正化すれば自ずとストレスは軽減します。

 その適正化を手伝うのがカウンセラーです。


 でもまあ大体の人は、自分のこだわり(悪いのは周囲の人たちで、自分は何も悪くないという信念)をお持ちなので、適正化に対して拒否反応を起こします。ホントめんどくさいですよね、人の心って。(ブーメラン)



 ここ最近の僕がよく使用していた適正化の手法は、社会心理学でよく出てくる社会的比較です。

 上方比較と下方比較を組み合わせて、適度にモチベーションと自己防衛をコントロールします。


(モチベーションという言葉がマスターベーションに見えるくらいに頭がやられているのを、今この瞬間に自覚しました)



 僕より歳も上だし、もう若くないのにまだ頑張ってる人がいるんだから、僕もこれくらいで弱音吐いてちゃいけないな。


 とか。


 残業続きとはいえ、日付が変わる前には家に帰れてるわけだし、ちゃんと手当ももらえてる。もっとひどい環境で働いてる人もいるんだから、僕はまだマシなんだよな。


 とか。


 そんなことを言い聞かせて、自分を騙す……もとい、上がり過ぎた期待値を適正なレベルに調整するわけです。


 他者と比較して、自分の置かれた状況がそこまでひどいものではないと自覚することができれば、まあ少しはね……妥協しますよ、一応大人なんで。



 そんな僕の健気な努力を家族が一蹴します。



 頭使いすぎ。だからストレスがたまるの。ちゃんと自分のためにお金使って。自分にご褒美ちゃんとあげて。だいたいあなたはいつもそう。そうやって頭の中でばっかり余計なことを無駄に考えて……(腹立つので以下略)


 ……と言われても物欲がないもので、あんまりものを買わないんですよね。


 困ったなあ。



 そんなこんなで日曜はダラダラ過ごし、時々うたた寝して、コーヒー淹れて、またゴロゴロして……そんな休日を過ごしながら考えました。


 また考えると頭使いすぎって言われるんですが。



 今までの考え方は、体力をなるべく削られないように防御力に全振りする思考だったんだなって気づいたんです。


 減ってしまった体力を回復するという選択肢がない。


 回復しなければ、どんなに防御力を高めていこうがいつかはゼロになり、復活した先でふんぞり返った王様に『おおイトウよ、死んでしまうとは情けない。この●●●●の●●●●●●の●●●●めが』と、ありがたい言葉責めをいただくことになるわけです。


 王様じゃなくて女王様が希望ですね。

 チェンジ。




 まあ、こんな前ふりになりましたが、自分が欲しいものをこれからテンションあげて列挙していき、実際に買うかどうかを精査していきたいと思います。

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― 新着の感想 ―
[良い点] おお、イトウさんがピンチだ! 頑張りすぎずいきましょう!
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