第四話 青春
式島が帰宅しようとしていた時に天ちゃんに話かけられた。
天「昨日の件についてなんだけど…。」
式島「き、昨日の件?」
天「うん、ほら式島君に対するいじめについて話たくて、とりあえずここで話すのもなんだし一緒に帰ろうよ!」
式島「あ、ああうん。」
式島と天は一緒に帰る事になった。
式島「ね、ねぇ天ちゃん。一緒に帰ってるとなんか誤解されない?」
天「大丈夫!大丈夫!あんな奴らにどうこう言われてもなんも気にしないし!」
式島「そ、そっか。」
天「それでね、式島君に言いたい事はね....私と付き合ってほしいの!」
その時場の雰囲気が少し変わった。
式島「え、えええええええええ~!!!」
天「あはは!もう驚きすぎ!!w」
式島「な、なんでつ、付き合うって急に!?しかもなんで僕!?」
天「まあ、式島君とは小学校一緒なのに関わった事ないじゃん、それで昨日初めて関わって、なんか感情移入しちゃったっていうか、なんか気になっちゃって!いじめられて辛い式島君に支えが必要とか思ったりしたりしてね!後式島君情けないし!」
最後の余計な一言に式島は少し傷ついた。
式島「こ、これ”現実”なんだよな!?」
天「あはは!現実だよ!証拠にほら!」
天は式島のほっぺをちみった。
式島「い、痛!?」
天「あはは、ほら現実でしょ!」
式島「ほ、本当だ夢なんかじゃないんだ!」
天「それで、返事は?…。」
式島「も、もちろん!僕でいいなら!お願いします。」
式島は頭を下げた。
天「ありがとう!これで私たちリア充だね!」
式島「お、俺!天ちゃんの役に立つ騎士になるね!」
天「騎士とかイタイ事言っちゃて!w」
その後式島達は少し喋って帰った。
式島は人生で一番嬉しい瞬間だった。