第三話 心の闇
保健室の先生「これでよしっ!!お大事に。」
式島「あ、ありがとうございます。」
式島は手当を受け、その日は家に帰った。
式島「ただいま。」
母「お帰り~」
式島「風呂もう入れるの?」
母「入れるわよ~」
式島は風呂に入った。
式島「痛って!!ちっ、あのクソ共め。」
式島は傷口がしみた。
我慢して湯につかった。
式島「はあ、本当にクズが多い世の中だな。俺だってせっせと真面目に生きてるっていうのに。」
式島は心の中に闇を抱えた。
翌日
式島はクラスからいじめを受けてからというもの、皆からはゴミを見るような目で見られた。
式島「(気に食わねぇ、クソうぜぇ、俺を否定するクズ共め。)」
式島は考え方が日に日にやばくなっていた。
だが、天に対する想いだけは強かった。
クラスメイト「天ちゃん遊ぼ~」
天「うん、いいよ!」
式島「天ちゃんは凄いなあ~何で喧嘩を止めてその翌日にクラスメイトと仲良くできるんだろ~?」
式島は不思議に思っていた。
その放課後
先生「さようなら」
クラスメイト「さようなら!」
ホームルームが終わり式島は帰宅しようとしていた時。
天「式島君、今日一緒に帰らない?」
なんとあの天ちゃんに呼び止められたのだ。
式島「え、え~~~!?!?」
天「あは、驚きすぎ!w」
式島「な、なんで僕なんかと....。」
天「それはね、昨日の件についてなんだけど....。」