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異世界で始める白猫少女との二人暮らし ー だったのに、いつの間にか美少女ハーレムの主になって世界を救ってました ー   作者: こみやし
35.白猫少女と新形態

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35-12.底なし

 暫くアリアと二人きりでイチャイチャした後、我慢できなくなったラピスが飛び出してきたのをキッカケに、ルカ、リヴィ、クルルの学園組の残りも深層に連れ込む事にした。



「アリアだけズルい」


 ルカが私に抱きつきながら膨れている。



「ルカともいっぱいしてあげるから~」


「ならいい」


 そう言って私の頬にキスするルカ。

私は堪らずルカを抱きしめて頬ずりした。



「アルカ様、ママは?」


 クルルはイロハに会いたいようだ。

ごめん、私が独占しちゃったせいで……。



「イロハは……どう?出てこれそう?」


『まだ無理よ。

 今日は諦めなさい』


「そっかぁ~」


 私はイロハの代わりにクルルを抱きしめた。

イロハは皆の人気者なんだから、何時までも独占してちゃダメよね。

早く出歩けるようにしてあげなきゃだ。

大好きなお菓子だって食べたいのだろうし。



『ゆうごう』

『かいじょ?』

『いちじてき』


『止めておきなさい。

 折角ここまで安定させたのよ。

 こういう時に中途半端な事をすれば、かえって長引くものよ』


 仕方ない。

後で私にも出来る事が無いか考えてみよう。

いいかげん、イロハが何を気にしているのかもわかってきたし、私とハルちゃんだってこの技術に関しては知恵を出せるはずだ。



「リヴィも~」


 私の両手はルカとクルルで塞がっているので、リヴィは背中に飛びついてきた。



「ラ~ピス!

 アルカが空くまで私が相手してあげるわ♪」


「嫌よ!アリアからかうもの!

 それに今はあるじとしたいの!

 アリアとは毎晩してるでしょ!」


 毎晩?爛れすぎじゃない?



「成長見せる。

 ルカいっぱい経験積んだ」


 私の耳元で囁くルカ。

少し見ない間に随分と精進していたようだ。


 私は一旦クルルを離してルカを力いっぱい抱きしめてキスをした。

それからルカと同じように耳元で囁いてみる。



「ごめんね、ルカ。

 寂しい思いさせちゃったね。

 今日はいくらでも付き合うからね。

 ルカのしたいこと何でもしてあげる。

 何でもさせてあげる。

 だからずっと好きでいてね」


「何かあった?」


「ううん。何もないよ。

 ただ、大好きな皆が何時までも側に居てくれるよう頑張らなきゃって改めて思ったの」


「そっか。

 でも大丈夫。

 アルカ大好き。ルカも皆も」


「うん!

 私もルカだ~ぁい好き!

 お嫁さん達も、まだそうでない家族も皆大好き!」


「まだ?

 やっぱり、ルビィもいつかお嫁さん?」


「もちろん♪

 だ~れも逃がしてなんてあげないんだから♪」


「大丈夫だよ?

 誰も逃げないよ?」


「ふふ。ありがとう。ルカ」


 最初はルカから可愛がってあげましょう♪


 そのまま数日がかり(深層時間)で子供達と思う存分楽しんだ。

次はもう少し少人数ずつで挑むとしよう。

全員一斉に連れ込んじゃうとキリがない。

特にルカとリヴィが顕著だ。


 アリアはあっちこっち手を出したあげく、皆から反撃されて勝手に自滅しているし、ラピスとクルルはそこまで欲が強いわけでもない。


 ルカとリヴィはイチャイチャが大好きな上に、要領も良いから休むべき時にちゃんと休んでいるので、アリアのように一人だけ落ちてるような事もなく、代わる代わる延々と迫り続けてくる。


 求められるのは嬉しいけれど、流石に一人で立ち向かうのは厳しくなってきた。

途中から分体も使ってどうにか全員満足させた事で、この乱痴気騒ぎも終焉を迎えたのだった。



「むぅ。

 まだ足りない」


 どうやら終わってなかったらしい。

ニクス世界に戻る事を提案すると、ルカがジト目で私を見上げてきた。



「わかった。

 ならルカだけ居残りね。

 他の娘達は一旦帰ろっか」


「リヴィも!!」


「あ、うん。了解~」


 結局、ルカとリヴィを残して更に数日イチャイチャし続けた。



「どう?

 満足できた?」


「まだまだ」


 仕方ない。

今日?はとことん付き合うと決めていたのだ。

まあ、その決断したのは体感一週間くらい前なんだけども。

一応、ニクス世界を基準で考えるなら今日の話で間違いないんだけども。



「あとやっぱりアリア呼び戻す。

 アルカがリヴィとしてる間、相手してもらう」


 もう止めてあげない?

アリアったら、ずっとルカに虐められ続けて足元ふらふらだったよ?


 代わりにまた分体を出してあげよう。

フルモードも使って数体出せば、流石のルカリヴィコンビも落ち着くだろう。



「わぁ~!!

 アルカいっぱい!!」


 リヴィは大喜びだ。



「むり。こわい。

 けして」


 ルカはドン引きしてる。

まあうん。普通そうなるよね。


 リヴィと五体の私(分体)を別室に移動した。


 その場に残ったルカには、私(本体・大人Ver)と私(分体・子供Ver)の二人がかりで挑む事にした。



「一人じゃ自信ない?

 満足させられない?」


「くっ!わかったわ!

 小細工なしのタイマンよ!

 どっちが先に音を上げるか勝負よ!」


 私は分体を消して、ルカに覆いかぶさった。



「望むところ。

 絶対負けない」


「ルカが勝ったら、何でも一つ言う事を聞いてあげるわ」


「一年延長」


「ごめん、それは無理。

 ルカが急成長しちゃったら、ノアちゃん達に怒られちゃう」


「問題ない。不老魔法使ってくれれば」


 流石ルカ。賢いわね



「それもダメよ。

 私は大人になったルカも見たいんだから」


「なら仕方ない。

 ルカが勝ったら、ルカがアルカの一番」


「……良いでしょう。

 その条件、受け入れるわ」


「アルカが勝ったら?」


「必要ないわ。

 ルカの全てはもう私のものなんだから。

 今更貰うものなんて何も無いわ」


「……なんか不公平。

 ルカはアルカの。

 だけど、アルカはルカだけのじゃない」


「ルカだってアリアやカノンのルカがあるでしょ?」


「ならそれ全部あげる。

 アルカ勝ったら、もうアルカ以外見ない」


「ダ~メ。

 アリアの大切な妹取っちゃったら、アリアに嫌われてしまうもの」


「……そっか」


「ふふ。でも嬉しかった。

 ルカがそんな風に言ってくれて。

 正直、とっても欲しくて堪らない。

 アリアとカノンも大好きだけど、二人からルカを取り上げて独り占めしちゃいたい。

 ルカもそう思ってくれてるんでしょ?」


「うん。けどルカ遠慮しない。

 セレ姉からアルカ奪い取る」


「例え奪い取っても、仲良くシェアしてね♪」


「無理かも。

 セレ姉、取り返すために挑んでくる。

 セレ姉には勝てそうにない」


「あらら。

 そんな弱気で良いの?」


「良いの。また奪い取るから。

 セレ姉が隙見せたら」


「ふふ。ルカは狡猾なのね」


「欲しいものあるなら当然。

 何れはセレ姉ごと手に入れる」


「野心家でもあるのね」


「アルカごと、アリアも手に入いれる」


「まさかそれが本命だったりしない?」


「そんな事ない」


「ほんとかなぁ~

 ルカはお姉ちゃん大好きだしなぁ~」


「今から証明する。

 ルカの一番はアルカ」


「ええ♪たっぷり見せて頂戴♪」

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