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異世界で始める白猫少女との二人暮らし ー だったのに、いつの間にか美少女ハーレムの主になって世界を救ってました ー   作者: こみやし
30.白猫少女と人事計画

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30-31.シンキングタイム

 さて、どうしたものかしら。

ファッションショーとアピールタイムが終わり、投票タイムに突入した。


 これから、各々が手元のタブレットで気に入った娘に票を入れていく。

流石シーちゃん。ハイテクだ。


 私の持ち分は十票だ。

ルール上はこの票数を全て一人に注ぎ込んでも問題ない。

そうすれば、実質的にその娘は内定確実だろう。


 私とハルちゃん以外の三十一人其々が三票ずつ保有している。

計九十三票が二十人に振り分けられる事になる。

極端な偏りでも無い限り、私達の十票はそれなりに大きな票数だ。


 とはいえ、投票したい娘が多すぎる。

いっそ全員囲っちゃダメかしら。

ごめんなさい、冗談です。


 一人ずつ思い返してみよう。

先ずは一人目のカルラ。

元気っ娘で初っ端からスク水姿で登場するという、強烈な印象を残してくれた。

正直この娘は好みだ。是非迎えたい。

とはいえ、我が家族には既に元気っ娘も揃っている。

若干キャラ被りな感じも否めない。

アリア、エリス、クルル、辺りとはかなり近い感じがする。


 二人目は、フェブリ。

とにかく可愛いって感じの娘だ。

この娘も是非採用したい。

可愛いは正義だ。


 三人目は、マツリ。

お姉ちゃんとは若干方向性の異なるお姉さんっぽさがある。

制服姿も良く似合っていて、ひたすら甘やかしてくれそう。

この娘も悪くない。


 四人目は、シオン。

メイド服を着た、物静かな娘だ。

なんかすっごい仕事できそう感がある。

メイド服をチョイスした辺り、私とも話が合いそうだ。

採用したい。


 五人目は、ナユタ。

メアちゃんと同じような無口な娘だ。

アピールタイムも殆ど喋らなかった。

話したのはたった一言、よろしく、とだけだ。

この娘は難しいかもしれない。

私はともかく、他の子達の票を集められそうにないかも。

精々、ナノハやナハトくらいだろう。


 六人目は、コマリ。

是非採用したい。可愛い。


 七人目は、メイ。

アピールタイムで、アニソンライブまで披露してくれた。

でも、この娘も難しいかも。

多分うちの子達の好みではあるまい。

戦略を見誤った感がある。

私としては悪くないんだけど。


 八人目は、ツクヨミ。

神秘的な雰囲気で舞を披露してくれた。

この娘は女神達から人気がありそう。

私も是非採用したい。


 九人目は、タリア。

チャイナドレスのセクシーお姉さんだ。

悪くない。


 十人目は、ヤチヨ。

袴ブーツのキリッとしたクール系だ。

こんな後輩が欲しかった。

私の学生時代には碌な友達付き合いすらなかったけど。

取り敢えず側に置きたい。


 十一人目は、ホムラ。

ジャージ姿のオレっ娘だ。

ノアちゃんが好きかもしれない。クレア好きだし。


 十二人目は、セシル。

メカクレパッツンダーク系とか、ニッチな属性持ちだけど、私にクリーンヒットしたのは確実だ。

若干ハルちゃんとキャラ被りの感も否めなくはないけど、是非採用したい。


 十三人目は、イオリ。

部屋着パーカーの娘だ。

悪くない。


 十四人目は、ミーア。

雰囲気は癒し系お姉さんなのに、バニー姿で美声という、なんだかアンバランスな感じが印象的だ。

この娘も捨てがたい。


 十五人目は、モーラ。

心身共にふわふわしており、特に豊満な部位はミニスカサンタでは殆ど隠しきれていない。

衣装のサイズ合ってる?

自動調整くらい出来るはずだけど。


 十六人目は、エミリア。

スレンダー美少女ちゃんだ。

アピールタイムは可も不可もなく。

この娘も少し難しいかも。

他の娘達のインパクトが強すぎる。

私的には是非採用したいけど。


 十七人目は、リリカ。

長いツインテールの強気な娘だ。

可愛い。欲しい。


 十八人目は、ヒビキ。

道着姿の武士っ娘だ。

見た目通り、既に刀の扱いにも精通しているようだ。

とはいえ、ノアちゃんと比較するのは可哀想だけど、若干物足りない。

やはり、キャラ被りは難しいか。


 十九人目は、アメリ。

金髪大和撫子の娘だ。

この娘、結構人気ありそう。

ニクスとか絶対好きでしょ。


 二十人目は、レミィ。

賑やかし要因かしら。

残念ながら、彼女個人の情報は今以て不明だ。

アピールタイムもヒーローショーと化していた。

一部子供達から熱烈な声援が送られていたけど。

ハルちゃんが満足そうに頷いていたけど。

この催しの主旨をちゃんと理解しているのだろうか。

運営スタッフにハルちゃんからの圧力がかかっていなかったのか、後で確認しておく事にしよう。


 そんなこんなで、頑張って投票したい娘を絞るならば、カルラ、フェブリ、シオン、コマリ、ツクヨミ、ヤチヨ、セシル、エミリア、リリカ、アメリの十人ってところかしら。


 出来ればもう少し絞り込んで、票を固めたいところだ。

採用できるのは三人だけだ。

全員に振り分けてしまうと、それだけ可能性が下がってしまう。

より確実に希望を通したいのなら、多くとも三~四人程度に集中させるべきだろう。

一~二人は流石に難しい。

そこまで絞り込める気がしない。


 本当に悩ましい。

ぼちぼち投票が終わっている娘も出始めた。

ハルちゃんなんて、真っ先に投票を終えていた。

私と同じ十票持ちなのに。

まさか、レミィに全ツッパとかしてないわよね?


 残念ながら、誰が誰に何票投票したかは明かされない事になっている。

でも後でこっそりシーちゃんに聞いてしまおうかしら。

ともかくその辺は、万が一レミィが一位通過したら考えよう。


 カルラ、フェブリ、コマリ辺りは若干被っている。

この娘達は何れも幼い感じだ。

それだけに、私好みでもある。

とはいえ、誰か一人に絞るべきかもしれない。

これ以上、私達家族の子供比率を上げるべきでもないかもしれない。


 今回の企画の主旨は、人手不足の解消だ。

そこを履き違えてはいけない。

どうせ、この企画が終わってもそれっきりではないのだ。

個人的に会いに行くくらいは……ダメ?浮気?そうすか……


 ともかく続きを考えよう。

仕事を任せたいという意味では、シオン、ヤチヨ、エミリア辺りが頼りになりそうだ。

この子達に投票するのが良いだろうか。


 とはいえ、逆にそれだと少し難しいかもしれない。

皆真面目そうな子達だから、その分他のはっちゃけた子達より印象が弱めだ。

私が三票ずつ振り分けたところで、負けてしまうかもしれない。


 逆に票が集まりそうなのは、ツクヨミ、アメリ辺りだろうか。

印象も強く、それでいてしっかりしていそうな子達だ。

この子達に票を集めれば、それで決め手になるかもしれない。


 セシル、リリカの二人はどうだろう。

ダメかな……票は集まらないかな……


 セシルはハルちゃんラブ勢から票が集まる可能性もなくはない。

お姉ちゃんとラピス辺りは可能性もあるだろう。

もしくは、ナノハ、メアちゃん、ナハト辺りの大人しい子達なら、何かしらのシンパシーを感じる可能性も若干無くはないかも?


 リリカはセレネとかが好きそうな気がする。

後は、私と趣味が同じなアリスとかかしら。

とはいえ、やっぱり少数派な気がする。


 難しい。本当に。

誰に投票するべきか。

いっそ一人に絞って全ツッパ?

確実に採用したいのなら、その方法しかないだろう。

できても精々、二人までだ。


 でもな~。

やっぱり全員欲しいな~。

何か名目を作って、別部隊用立ててもらおうかしら。

今回落選した子達の受け皿的な。

もしくは、第二回を早々に計画してみる?

どれも、許しを得られるかは微妙だ。


 やっぱり次がどうとか言わず、ここでしっかり考えよう。

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