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24-19.まっどさいえんてぃすと

 ハルちゃんズの新しい名前……

思いつかないわね。


 ハルサナラピスナノハルチアアウラ

別に虹色でも無いのよね……



「ニクス何か良い案は無い?」


「いきなり召喚して聞かれても何の話かわからないよ。

 何でまた増えてるの?」


 私はニクスに状況を説明する。



「ハル、わかっているだろうけれど、アムルの魂には絶対に触れさせないでね」


「がってん」

「ルチアとアウラ」

「でてきて」


「アルカのなか」

「こんばんおとまり」


「きょういくする」


「私と契約してないのに入れるの?

 前にノアちゃん達を心の中に入れたようにするの?」


「ちがう」

「からだごとほしい」

「それだと」

「せいしんだけ」


「だから」

「アルカとも」

「けいやくさせる」


「それもそれで出来るの?

 二重契約?になるのかしら」


「もんだいない」

「けんきゅうした」

「あとはじっけん」


「セレネとアルカ」

「けいやく」

「ほじょできるかも」

「アウラ」

「かいして」


「うまくいけば」

「ラピスたちも」

「アリアたちと」

「けいやくしてもらう」


「嫌よ!私はあるじだけよ!」


「ラピスわがまま」


「ハルちゃん、無理強いはダメよ」


「しかたない」

「サナとナノハ」

「がんばってもらう」


「ハルちゃんはお姉ちゃんと契約したりしないの?」


「むり」

「たぶん」


「ハル」

「ほかのやくわりある」


「良くわからないわ」


「うむむ」

「せつめいむずかし」


「ハル、あまり妙なことをやりすぎないでよ?

 人間はダンジョンや魔物程丈夫じゃないんだからね?

 アルカを基準にするのもダメだよ?

 約束通り、セレネ達とアルカが契約する前には私にも術の内容を教えるんだよ?」


「しょうち」


「アルカ、ルチアとアウラにおかしな事をさせないでくださいね?

 話を聞いてると不安になります」


「ハルちゃん。命令よ。

 ルチアとアウラに無茶するのは認めないわ。

 悪影響のある事はしないでね」


「がってん」


「ラピス、サナ、ナノハ。

 ハルちゃんを見ておいてね。

 妙なことしていたら私に教えて。

 正直、何をしているのかわからないから判断できないわ。

 自分達がやられて嫌だったことは教えてね」


『「はい!」』


 あれ?ナノハの返事がないぞ?まだ寝てるわね?

まあ、二人が見ていてくれれば十分か。

ハルちゃん本人にも念押ししたし。


「今晩は私も一緒にいるよ。

 アルカの側にいれば私ならわかるだろうし」


「ありがとう。ニクス。

 心強いわ」


「しんようない」

「かなし」


「仕方ないわ。ハルちゃんはマッドなところがあるから。

 グリアと言い、研究者は皆こうなの?」


「そんなわけ無いよ……」


「それで、ニクス。

 名前の件、何か良い案は無いの?

 今まで出た候補は、カラーズ、ぐらんふぁーでん?だっけ?、それと、ハルちゃんズよ」


「あるじ!ぐらんふぁーべんよ!」


「そもそも何で纏めて呼ぶことに拘ってるの?」


「意外と纏めて呼びたい時も多いのよ?

 そんな時に流石に全員の名前呼ぶのは面倒なのよ」


「それルチアとアウラ含める必要あるの?

 普段はノアとセレネの中に棲むんだよね?」


「それもそうね。

 私の中にいる子はハルちゃんズのままでも良いかしら」


『『「ダメ!」』』


 ナノハやっと起きたの?


「まあ、一晩ゆっくり考えて下さい。

 珍しく苦戦しているようですし」


「教育の方も早く済ませてアウラも返してね?

 なんだか物足りないわ」


「早速依存症になってるね。

 アルカと契約したら変異が起きると思うけど、本当に今晩中に終わるの?」


「もんだいない」

「ルチアとアウラ」

「いまのハル」

「ちかい」

「すぐおわる」


「そう言えば、ダンジョンの方は大丈夫なの?

 最新のハルちゃんの情報なんて上げたらマズイんじゃないの?

 もっと強いダンジョンボス産まれちゃうんじゃないの?」


「……」

「そしたらまた」

「ほごする」


「ダメです。倒します」


「いくら何でもこれ以上は増やしすぎよ」


「アルカ」

「またこっそり」

「いく」


「何でそれノアちゃんとセレネの前で口にしたの?」

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