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18-10.わちゃわちゃ

私はレーネを連れてアリア達の元に戻る。


ノアちゃんとセレネはついてこなかった。

仕切り直すのだろうか。



『普通にレーネとアリア達に気を使ってるだけでしょ』


『わかってるわよ。冗談よ』



「アルカ!どうだった!?」


「レーネも私達の家族になるわ。

皆も仲良くしてあげてね」


『アリアちゃん。ルカちゃん。

リヴィちゃん。

これからよろしくお願いします。

私もアルカ様の伴侶として共に生きていきます』


「はんりょ?」


「お嫁さんの事」


「ルカは難しい言葉知ってるのね!

さすが私の妹ね!」


「もう・・・」


呆れているように見せかけて

照れてるルカ可愛い。


私はルカを抱き上げる。



「アルカ!それはダメよ!

レーネさんの事お嫁さんにしたばかりなのに浮気はダメ!」


「アリア、浮気は知ってるのね」


「ふふん」


ドヤ顔アリア可愛い。


アリアの言葉を聞いて私の首にしっかりと抱きつくルカ。



「ルカもお嫁さんになるから良いの」


「ダメよルカ!」


「ほらほら喧嘩しない。

レーネにはまだ手を出せないの。

お父さんの許可ももらわなきゃ」


「なんで?」


「そういうもんなの」


「じゃあ今すぐ!」


「流石にそれは無理よ。

レーネのお父さんは王様よ?

アリアのお爺ちゃんだってすぐには会えないでしょ?」


「・・・そうね。

お爺ちゃん忙しいものね。

わかった。それは許してあげる。

その代わり首輪と指輪買いに行きましょう!

アリアとルカのもね!

婚約指輪って言うのもあるんでしょ!」


「なんでそんな事は知ってるの?

指輪の意味自体知らなかったじゃない」


「ルカが教えてくれたの!」


「・・・ごめんなさい」


「ううん。ルカは賢いわね。

わかったわ。サイズがあれば買ってあげる」


「アルカそれはズルい。

あるわけないでしょ」


「ルカは本当に賢いわね。

良く見破ったわ!」


「ふふ」


「ルカ!誤魔化されてる!」


「なんでアリアはこんな時だけ気付くの?」


「ルカのお姉ちゃんだもん!」


「あなた達本当に良いコンビね」


「「うん!」」


『皆仲が良くて羨ましいです。

私も仲間に入れてください!』


「うん!レーネお姉ちゃん!」


『アリアちゃん!

もう一回!もう一回言ってください!』


「レーネお姉ちゃん!」


『アリアちゃん!』


「レー姉」


『ルカちゃん!!』


「レーネも私を様付けするの止めない?」


『嫌です!止めません!

アルカ様はアルカ様です!

お慕いしております!』


「え!?」


『先程あんなに熱烈に口説いて下さったじゃありませんか!

私の身も心ももうアルカ様のものです!

今更驚かないで下さいませ』


「そっそう。伝わったのなら何よりだわ」


『動揺が隠せてないよ?

言うほど熱烈だったかなぁ?

どちらかというと卑劣じゃない?』


『うるさいわね!

余計なこと言わなくていいの!』



「レーネお姉ちゃん!

アルカはなんて言ったの?」


「アリア!?」


『それはですね~』


「ストップ!

レーネそれはダメよ!

内緒よ内緒!」


『え~

言いたいです!』


「聞きたい!聞きたい!」


「ダメだってば!」


『アルカはね』

「ニクス!」


『良いじゃん。

ノアとセレネも聞いたんだから』


「え~ずるい!

私も私も!」


「ルカも聞きたい」


「ルカまで!?」


「じゃあリヴィも!」


「リヴィは絶対話わかってないでしょ!?」


「アルカ!レーネすき!」


『そうだよリヴィア。

リヴィアは賢いね』


「ニクスのいうこときかない?」


『もう大丈夫だよ。

私も良い子になったから』


「じゃあニクスありがと!」


『ふふ。チョロいのう』


「三歳児騙して楽しいの?」


『別に嘘は言ってないよ!

今日は真面目だったでしょ!』


「まあ、そうなんだけど・・・」


『ほら、買い物行こう。

良い加減動かないと時間足りないよ?』


「アルカ!行くよ!」


「アルカ行く」


「リヴィもいく!」


『アルカ様!私にも伴侶の証を下さいますか?』


「わかった!行くから全員支度して!」


『「「「は~い!」」」』

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