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異世界で始める白猫少女との二人暮らし ー だったのに、いつの間にか美少女ハーレムの主になって世界を救ってました ー   作者: こみやし
38.白猫少女と修行期間

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38-44.食事会

 チハちゃんズ&側近達との休暇兼、決起会兼、親睦会のごちゃ混ぜ一週間があっという間に過ぎていった。



「チハちゃんズの伴侶入りを認めて下さい」


「ダメです」


「ダメよ。約束でしょ」


 セレネまで……。

これ本当に許可くれないやつだぁ……。



「でもさ、ソフィアだけ先にお嫁さんにしてるし……」


「くどいです」


「どうせ近い内に加わるんだから。

 今日だけ我慢なさい。約束を守りなさい」


「はい……」


 つまり明日なら?


 本当に許可くれそう。

断られたのも、私があまりにも約束を破ってばかりだから見かねてって感じがするし。



「それで?

 最後は何をするの?」


「何しようね~?」


「決まっていないのですか?

 まあ、既に十分楽しみましたからね。

 そろそろノンビリするのも悪くないかもです」


 もう思いつく限りは遊び倒したからね。

海水浴とか初手でやっちゃったし。

先日イロハとのデートで海水浴欲が消化不良だったからね。


 ぐふふ。皆の水着姿えがったなぁ~。

肌色は見慣れてるけど、やっぱり環境が違うと気持ちも盛り上がるよね。最後にもう一回海水浴も悪くはない。



「悪くはないんだけど」


「なんです?」


「最後になにか盛大に盛り上がるやつがやりたい」


「それで嫁にしたいと言い出したのです?」


「別にいいわよ。

 乱◯したいならそれでも」


 流石セレネ。

セレネも好きねぇ~♪



「ダメです。何言ってるんですか。

 まだ伴侶ではないのです。良い訳がないでしょう」


「流石に十七人では多すぎるものね」


「そういう問題ではありません!」


「ゲーム内ならノーカンにならない?」


「ダメです!

 そんな事言ってルイザの件でも責任取る事になったじゃないですか!チハちゃんズの皆も同じです!流れで伴侶に加わるのはダメです!近頃雑に増やしすぎです!」


「アルカ、残念だけど今日はこの辺にしておきましょう」


「そうね。ノアちゃんマジモードになっちゃったし」


「何でセレネがそっち側に回ってるんですか……」


「私は何時でもアルカの味方よ」


「調子の良いことを。

 直前まで一緒に反対していたのに」


「それはそれ」


「それよりも」


「どれよりも?」


「ちゃんと会話して下さい」


「「は~い」」


 結局多数決の結果、最後の一日分はゲーム世界ではなく深層の方で過ごす事になった。


 どうやらヤチヨが私の血の味が恋しくなったようだ。

ついでに布教までしていたらしい。


 全員で一斉に飲んだら失血死しちゃわない?

フィリアスだけで十二人いるよ?


 それに吸血行為には快楽が伴うのだ。

私、どうなっちゃうんだろう……。



 私は下着姿でベットに座らされ、周りには血に飢えた十四人の吸血鬼達が集まりだした。あれ?二人多くね?


 ひぃふぅみぃ……やっぱり十四人だ。

ルチアとアウラがいつの間にか混ざってた。

しかもまた怒ってる感じだ。

これは吸いつくされそうだ。



「ああ!ようやくです!

 もう辛抱たまりません!頂きます!」


 ヤチヨが早速背後から首筋に齧りついた。



「ハルも」


 ハルちゃんも反対側の首筋に。



「私も貰うわ」


 イロハは右手に。



「ヒサメも~」


 ヒサメちゃんは左手に。



「「容赦しないんだから!」」


 ルチアとアウラが両胸に。



「小春ママ」

「美味」


 チーちゃんは脇腹に。



「アルカ様!頂くわね!」


 リリカも反対側に。



「ああ!お美しい……」


 何故か内ももを撫でるシオン。

一人だけ目的が違う気がする。



「アルカ様、本当によろしいのですか?」


 アメリも言葉だけは遠慮がちに、けれど吸い寄せられるよに片ももに齧りついた。



「もうボク達の食べる所ないよ?」


「ね~」


 カルラとフェブリは出遅れたようだ。

食べちゃダメだよ?



「まだございますよ」


「……ぐふふ」


 ソフィアとラトナは足の指先に齧りついた。

当然のように舐め回してくる。くすぐったい。



「もう脛の辺りしか残ってないわね」


「まさかセレネまで混ざる気ですか?」


「カルラとフェブリが可愛そうじゃない」


「試しに私達はどうですか?」


「「良いの!?」」


「はい。どうぞ、遠慮なさらず」


「「わ~い!」」


「結局ノアも混ざるんじゃない」


「セレネも飲んでみます?」


「血より欲しいものがあるの」


「ダメですよ。今は」


「何時までそう言ってられるかしらね」


 セレネはノアちゃんの唇に吸い付いた。

カルラとフェブリにも押さえつけられて血を吸われているノアちゃんは、碌な抵抗も出来ずに押し倒された。

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