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異世界で始める白猫少女との二人暮らし ー だったのに、いつの間にか美少女ハーレムの主になって世界を救ってました ー   作者: こみやし
38.白猫少女と修行期間

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38-41.配置換え・続

「後はニクス世界の研究組も新設しないとね。

 ツムギと約束したし」


 レリアの事も色々調べないとだし。

ツムギの想定している研究とは少し違うかもだけど。



「メンバーはツムギ、マノン、レリア辺りでしょうか」


「マノンは無理よ。

 きっと訓練組に入りたがるし。

 あと私組にも入ってもらうし」


「本当に気に入ってますね。

 いい加減、セレネが怒りますよ?」


「本当にそう思ってる?」


「……ダメですよ。そういう考え方は」


 わかっているわ。

セレネがいくら甘いからって、何時までも甘えていてはダメよね。


 ちゃんと一番セレネとの時間は確保しましょう。

この会議終わったらノアちゃんと三人で深層に潜ろう。

その後は決起会もあるし、まだまだ今日は終わらないわね。



「大丈夫よ。セレネなら。

 ノアちゃんもいるしね」


「仕方ありませんね。付き合いましょう」


 さっすがノアちゃん。

私の考えはお見通しだ。



「研究組はステラにも兼任してもらいましょう。

 きっと本人もそう望むでしょうし」


 後はニクスにもアドバイザーになってもらわなくちゃだ。



「ステラのフォローも忘れないで下さいね」


 そうね。

アニエスはフォローしたけど、ステラはまだだったわね。

明日にでも話をしてみるとしよう。



「フォローするべき相手はまだまだいます。

 ミーちゃん、レリア、イオス、ルネルさん。

 先ずはその辺りでしょうか。

 エルヴィやヘスティ、ナディの事も忘れてはいけません。

 家族に加わってから日が浅いのですから」


 なんだったら既にルーシィとの方が長い付き合いだ。

深層で半年近く一緒にいたのだもの。

ゲーム世界で過ごした時間も考えれば一年近いかもだ。


 後はへーメラとも一緒に過ごしたい。

早く帰ってきてくれないかしら。

お母さん寂しいわ。


 他にはエリスとアニエスの件もある。

ムスペルが落ち着いたら色々話したい事があるのだ。



「それにしても、よくこの大所帯で致命的な破綻も無しにやってこれたものですね」


「まだまだこれからよ。

 家族が増え始めてから、まだ一年も経ってないんだもの」


「まさかこんな事になるとは夢にも思いませんでした」


「それは私もよ。

 最初の十人くらいで流石に止まるかと思ってたわ」


「他人事みたいに言わないで下さい。

 まあでも、むしろそこら辺から加速してましたね」


世界レリア原初神イオス、偽神の干渉はどれだけあったのかしらね」


「わかりません。

 ですが、間違いなくアルカ自身にも責任はあります」


「ええ。もちろん。逃げたりしないわ。

 ただ、この一年は本当に濃いものだったなって。

 そう思っただけよ」


「これが何千年、何万年と続いていくのです。

 何れは偽神以上の脅威も現れるかもしれませんね」


「勘弁してほしいわね……」


 インフレが激しすぎるわ。

いつか混沌ちゃん本体と出会う事もあるのかしら?

時間軸一つを細胞に例えるような規模の存在とか想像つかないわね……。



『しんぱいない』

『つよくなる』

『それだけ』


 ハルちゃんならそのうちハッキングとかしそうよね。

ちゃんと見張っとかないと。



『気軽に言ってくれるわね……』


 イロハはすっかり常識人ポジションね。

ハルちゃんの見張りも頼むわね。



『銃が通じる相手だと良いのですが』


 何の冗談?



『それは無理でしょ。

 やっぱ一番強いのは拳だと思うな』


 待って、ハルカ。

わざわざ喧嘩売らないで。



『サメも~つよいよ~』


 そうね。ヒサメちゃんも強いものね~。



『小春先輩、依怙贔屓はダメです。

 もっと私の事も信じて下さい』


『そうだよ。アルカ。

 間違えないで。私が一番強いんだから』


『ききずて~』


 ツムギ、ハルカ、ヒサメちゃんが同化を解いて現れた。


 何?突然どうしたの?



「やる気ならアイリスでどうぞ」


 シーちゃんが指を鳴らすと三人の頭に装置が現れた。


 どうやら強制的にログインさせたらしい。

脱力した三人が、これまた突然現れたソファに倒れ込んだ。

取り敢えずシーちゃんは三人より強そうだ。


 まあ実際、既にハルちゃんと融合してるし、ハルカより強い可能性は十分にあるだろう。それにここは船の中だからシーちゃんのお腹の中みたいなものだし。



「勝った者には教師役を頼んでみては?」


「どちらかと言うと負けた子じゃない?」


 どの道、あの三人に子供達の教師役は任せられないけど。



「真面目に考えるならば誰にするべきでしょうか」


「難しい所ね。

 いっそ一人に拘らない方が良いのかもね」


「科目毎に教師役を分けるのですね。

 それは名案かもしれません」


 最初は座学と実技くらいの大雑把な分け方にはなるだろうけどね。いっそ学校でも作ってみようかしら?



「先ずはそんな感じで皆にも提案してみましょう。

 希望者がいるかもしれないし」


 むしろ希望者がいてくれないと、エルヴィに座学全部頼む事になりかねない。ルビィの子守も頼んでるのに流石に無理がありそうだ。


 それにクレアも配置換えを希望するかもしれない。

教会で護衛についているより、対偽神班に混ざりたがるだろう。そうなると、教会で護衛をしてくれる子を新たに用意する必要があるだろう。


 まあ、もうそこまでの戦力は必要ないかもだけど。

セレネの意見も聞いてみよう。

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