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異世界で始める白猫少女との二人暮らし ー だったのに、いつの間にか美少女ハーレムの主になって世界を救ってました ー   作者: こみやし
38.白猫少女と修行期間

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1101/1423

38-28.上限解放

「タイムはどうでしたか?」


「えっと、十一分四十三秒よ。

 流石にツムギにやらせるには厳しいんじゃないかしら?」


「ならばレベルを調整しましょう。

 最初は魔神のレベルを低く設定して下さい」


「おっけ~♪」


 ふっふっふ♪

シーちゃんから設定方法はバッチリ聞いてるぜ♪


 手始めに魔神のレベルを一に設定してみましょう♪



「さあ!いってみよう!ツムギん!」


「本当に大丈夫?

 信じて良い?」


「もちろん!」


「わかったわ!

 マノン!さあ!一緒に!」


「ダメよ。マノンにはもう一体出してあげる。

 二人で競争よ。倒す毎にレベルを一つずつ上げていくわ。

 より強い魔神を倒せた方には何でもありのご褒美よ♪」


「やるわ!

 ベア姉さま!加減は致しません!ご容赦を!」


「え!?

 ちょっと!ズルい!それ私の分!」


 ふふふ♪二人共やる気満々ね♪



「アルカ、乗せるの上手いですね」


「ツムギんは一人で黙々と修行出来るタイプじゃないのよ。

 私とおんなじでね」


「なるほど。

 説得力がありますね」


 ノアちゃんこそ、今の言葉には実感が籠もっていたわね。

ノアちゃんは私の事よく知ってるからね。



「ノアちゃんとは正反対のタイプだものね」


「だからこそ相性が良いのでしょう?」


「ふふ♪そうね♪

 私とノアちゃんでなら、何処までだって高め合っていけるわね♪」


「ツムギにとってのマノンがそうであれば良いのですが」


「そうはならないわ。必要も無いもの」


「……そうでしたね。

 ツムギが剣を握らずに済むようにしてみせましょう」


「それもそれで、ノアちゃんのお仕事じゃないような?

 頭脳労働組にも頑張ってもらいましょう。

 家族の誰もが戦う必要の無いように」


「ダメです。それでは私の仕事が無くなってしまいます」


「また家事したらどう?

 ノアちゃんの料理もまた食べたいなぁ~」


「作ってあげますよ。何時でも。

 暫くは一緒にいると言ったでしょう?」


「じゃあアイリスから出たらお願いね♪」


 食事はシーちゃんがいつの間にか用意してくれていたからあんまり気にしていなかったけど、そこも交代制にしてみても良いかもしれない。まだまだ先は長いからね。少しでも楽しめる機会を見つけていかないとだ。



「次!」


 お、先に倒したのはマノンか。

まあ当然よね。そもそもツムギが不利なのはわかってたし。



「私も!!」


 あら。ツムギももう終わったのね。

中々頑張ってるじゃない♪



「さあ!次はレベル二よ♪

 この調子でガンガンいきましょう♪」




----------------------




「あはははははははは!!!」


 拳銃両手に舞い踊るヤチヨ。



「まだまだぁ!」


 魔神の鎧を素手で貫くハルカ。



「次!的はまだですかぁ!!」


「もっともっと出して!足りないよ!全然!!」


 良いでしょう。

そこまで言うのであれば、地獄インフェルノを超える地獄を見せてあげましょう。



「モード、インフィニティ」


 私の宣言に従い、二人の周囲に無数の魔神が出現する。

その全てがインフェルノ相当だ。



「ご満足頂けるまでお相手致しましょう」


「あっはっはっはっはっは!」


 ヤチヨはどうしてこうなってしまったのでしょう。

先ほど狙撃していた際とは別人です。



「もっとぉ!もっとぉ!もっとぉぉぉお!

 もっとかがやけぇええええ!!」


 何でしょう、あのハルカの右腕は。

……ああ。マスターの世界の。



「これは今暫くかかりそうですね。

 ルーシィは見ているだけでよろしいのですか?」


「まぁね~。

 正直、今程度の強さじゃ全然足りないし」


「それで、どうやってこちらに?」


「ふっふっふ♪

 私だってシーちゃんとは長い付き合いだからね♪」


「その記憶、頂けませんか?」


「おかーさん嫌がるよ?」


「存じています」


「なら良いよ。好きに抜き取って。

 シーちゃんもそれくらい造作もないでしょ」


「感謝します」


「別にいいけどね。

 私も早く遊びたいし」


「はい。必ず満足させてみせましょう」


「うん♪待ってる♪」

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