11×2〜ネコと私の時間〜5日目
今日は悲しかった。
少女は小さないやがらせを受けた。
少女は何もできなかった。
「やめて」その言葉がいえなかった。
「5日目」 火
昨日の夜に手書きで書いたポスターを職員さんに数十枚コピーしてもらい、昼休みに目立ちそうな場所に貼った。
周りから見られてたけど、気にせずに貼り続けた。ある程度の場所に貼れて、教室に戻ると丁度授業開始5分前だったから準備して待ってた。
学校が終わり玄関で靴を履いてると、話し声が聞こえてきた。それは黒猫は不幸の象徴という話だった。声のする方を見てみると、ポスターに何かを書いていた。いなくなった後、ポスターを見てみると写真の所に赤いペンでバツが書いてあった。ムカついた。てまもどうしたらいいか分からない。そのままにして帰ってしまった。後悔した。
食欲がなくて夕食はあまり食べなかった。猫は私のところにすり寄ってきた。それが凄く嬉しくて、涙が出てきた。
ここまで読んで下さりありがとうございます。
ほんの小さないやがらせ。
周りからしたらたったそれだけのこと。
大切なのは人に優しさを渡すこと。
それが出来るようになりたいです。