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一度目のつまずき

今から4年前の14歳の時に、ボクは「何のために生きている?病」にかかってしまった。

この病気は毎日ちょっとずつ自分の存在価値、社会のあり方、周りの人間、今までの人生観を疑い始め、さらに悪化していくと精神病にまで発展し、最悪死に至る恐ろしい病気だ。

病気になった原因は高校生受験に失敗したことから始まる。

当時のボクは親の敷いたレールを安全運転で進んでいた。ところがそんなある日、ボクのレールの前に障害物が現れた。それは思春期にはいった人間ならば必ず訪れる初恋といやつだ。

初恋した相手は前の席の女子で、とても美しい完璧なうなじをしていた。ボクは恋をしてからというもの、とても美しい完璧なうなじの姫に心を奪われ、後ろの席から授業そっちのけで、ずっと見つめていた。

とてもじゃないが勉強出来る状態ではなかった。このままでは、受験に響くと考えたボクは「当たって砕けろ」の精神で放課後の教室で告白することにした。

成功すると思っていた。とても綺麗な夕日でまるでドラマのワンシーンような雰囲気。これなら確実に成功すると意味不明な確信があった。だが結果は、「ごめん。生理的にムリ」「なんか目が変態みたいで、気持ち悪い」その二言だった。

みごとに砕け散ってしまたボクは、受験何てどうでもよくなってしまっていた。その結果ボクは志望校には落ち、親の敷いたレールからみごと脱線した。

これが人生で最初のつまずきで、最も致命的なものになった。それでもこの頃ボクは、それに気付かずぼんやりした不安が胸中を満たしていた。


2度目の投稿になります。前回よりかマシになったと思います。

まだまだ拙いですが、最後まで読んで貰えると幸いです。

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