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パート2

「なんとかなった」


昨日脱ぎ散らかしていた服があり、適当に着た。なんだか身体が気持ち悪い。この娘は朝シャン派なのだきっと。よくそんなことができるものだ。


とにかく歯を磨いて高崎に…。


はっ、高崎?ここはどこだ?まさか八王子じゃないだろうな。嫌だよあの電車で終点までとか。


ど、ドレがあたしの歯ブラシだ?このピンクか?スマホ、ピンクだったし。いや、あれは親のお下がりだから…。まぁどれでもいい。とにかく…。


うわっ。鏡を見た。間違いなくすっぴんであった。全く盛れてない。髪の毛だけ染めたライトブラウンになっていて、田舎っぽい顔が目立つ。


「ダメだ、諦めよう、あっこに連絡してお腹痛いとか」


ラインで…


「盛れてないから、これから死ぬ。先に逝ってる」


「何言ってんの?いつも通り、スッピンでくればぁ?www」


なんたるラッキー、この娘はおしゃれじゃないのだ。服からしてなんとなくそんな気もしたが。


「おねぇちゃん、あたしの歯ブラシ、使わないでよォ!」


なんだこの生意気なガ…、妹なのか?おお、妹!

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