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連帯保証人にならなければ...
僕の名は土井和利、二十五歳、普通の社会人...だった...。
三年前。僕は、大学を卒業し、就職先も決まっていた。僕は大学に入学してすぐ、運命の出会いに会い、その子との結婚も決まっていた。
僕は、大学時代の親友、小田陽斗の連帯保証人になった。今思えば、ならない方がよかったと思う。僕は、こいつのせいで、人生のすべてを失うことになる。
「おーい!かずとんー!」
「何?陽斗。」
「あのさ~言いにくいんだけどさ~」
「何~w」
「連帯保証人になって!」
「え?いや、その、いきなり言われても...。」
「頼むよこのとーり!金は返すからさー」
「んん...。まあいいよ!」
僕はずっと思っている。この時断っとけば...。