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うたかたの色彩  作者: 或 るい
第1章 秘密の音色
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第3話 灯台の囁き

 あの激しい雨の中での、東雲晶の涙の告白。それは、まるで嵐が過ぎ去った後のように、私たちの間にあった見えない壁を洗い流し、より純粋で、より深いレベルでの繋がりをもたらしたように感じられた。

 それからの数日間、私と彼女の関係は、目に見えて親密さを増していった。それは、劇的な恋愛ドラマのような急展開というよりは、雪解け水がゆっくりと大地を潤していくような、穏やかで、しかし確実な変化だった。

 廊下ですれ違う時、以前のようなぎこちない会釈ではなく、どちらからともなく自然な微笑みを交わすようになった。その笑顔は、他のクラスメイトに向ける社交辞令的なものではなく、もっとパーソナルで、温かい色合いを帯びているように私には感じられた。昼休み、私がいつものように階段の踊り場で、色のないおかずが並ぶ弁当を広げていると、彼女が「今日も隣、お邪魔してもいいかな?」と、以前よりもずっと軽やかな口調で声をかけてくるのが日常になった。

 二人きりで交わす会話は、相変わらず途切れがちな瞬間もあったけれど、以前のような息が詰まるような緊張感は綺麗に消え去り、代わりに、どこか心地よい沈黙が私たちの間を満たすこともあった。他愛のない授業の愚痴、新しく発売された画材の話、最近読んだ少し難解な小説の感想。話題は多岐にわたったが、そのどれもが、私たち二人にとっては特別な意味を持つ言葉のキャッチボールのように感じられた。

 そして時折、彼女は雨の日と同じように、自分の内面の脆い部分、誰にも見せたことのない傷つきやすい心のかけらを、ぽろり、ぽろりと零すことがあった。

「小さい頃から、両親、特に母親の期待に応えるのが、私の存在意義だと思ってた。それが、『良い子』でいるための、そして愛されるための唯一の方法だって、何の疑いもなく信じ込んでいたから。でも、最近気づいたの。私は、母親の操り人形じゃないかって」

 あるいは、ふと遠くを見つめるような目で、

「時々、鏡に映る自分が、まるで知らない誰かのように見えることがあるの。周りが期待する『完璧な東雲晶』と、本当の自分が、どんどん、どんどんかけ離れていくような気がして……それが、すごく怖くてたまらないんだ。いつか、本当の自分が消えてなくなっちゃうんじゃないかって」

 そんな彼女の、魂の奥底からのような言葉を聞くたび、私は自分の抱える名付けようのない孤独や、言葉にならない屈折した感情が、決して自分だけのものではないのかもしれない、という不思議な安堵感と、そして彼女へのより強い共感を覚えた。それは、暗い洞窟の中で、同じように迷い込んできた誰かの、か細い息遣いを不意に感じ取った時のような、心細さと心強さが入り混じった、複雑な感覚だった。私たちは、互いの傷口にそっと触れ合い、言葉にならない慰めを与え合っているのかもしれない。


 週末を間近に控えた、よく晴れた金曜日の放課後。空はどこまでも高く澄み渡り、まるで洗い立てのシーツのように真っ白な雲が、ゆっくりと流れていく。

 私はいつものように美術室で、新しいスケッチブックの最初のページに、ぼんやりとしたイメージを鉛筆で落とし込もうとしていた。けれど、なかなか集中できない。窓から差し込む午後の柔らかな光が、私の意識をどこか別の場所へと誘うかのようだった。

 不意に、美術室の引き戸が、からり、と軽やかな音を立てて開いた。蓮見先生が、いつものように気怠そうな表情でパイポでも咥えながら入ってきたのかと思ったが、そこに立っていたのは、意外にも東雲晶だった。彼女は、少しだけ頬を上気させ、大きな瞳をきらきらと輝かせ、どこか冒険にでも出かける子供のような、わくわくとした表情を浮かべている。その姿は、普段のクールで落ち着いた優等生というイメージからは少しだけかけ離れていて、新鮮だった。

「水無月さん、あのね、この後、もし時間があったらなんだけど……」

 その問いに、私は少し戸惑いつつも、ゆっくりと頷いた。今日の放課後は、特にこれといった予定があるわけでもない。せいぜい、このまま誰もいない美術室で、日が暮れるまで無為に鉛筆を動かし続けるくらいだろう。

「よかった! じゃあさ、ちょっと一緒に行きたいところがあるんだけど、どうかな?」

 彼女からの提案は、私にとって全く予想外のものだった。いつもどちらかと言えば受動的で、私からのアプローチを待っているような印象のあった彼女が、自分から何かを具体的に提案してくるなんて。それは、私たちの関係が新しい段階に進みつつあることの、小さな、しかし確かな兆候のように感じられた。

「……どこへ行くの?」

「んー、それはね、着いてからのお楽しみ、っていうことで」

 悪戯っぽく片目をつぶり、人差し指を唇に当てる彼女の仕草は、いつもの完璧なまでに計算された優等生の仮面とは違う、年相応の無邪気な少女のそれに見えた。そんな彼女の、普段は見せない表情を見ていると、私の心も自然と弾み、軽やかになっていくような気がした。まるで、固く閉ざされていた心の窓が、少しだけ開かれたような感覚。

「行ってみればきっと分かるよ。水無月さんも、絶対に気に入ると思うな」

 そう言って、彼女は私の答えを待つまでもなく、まるでそれが当然であるかのように、私の手を優しく、しかししっかりと握った。そして、私を美術室から連れ出すようにして歩き始めた。そのごく自然な仕草に、私の心臓が、捕らえられた蝶のように、甘く、そして激しく羽ばたいたけれど、その温かい感触を振り払うことは、到底できなかった。むしろ、この確かな温もりを、もっと感じていたいとさえ思った。


 ローカル線の駅前から、一時間に数本しか走っていない路線バスに揺られること、およそ三十分。私たち二人は、町の中心部の喧騒から少し離れた、静かな海沿いの小さなバス停で降り立った。錆びついたブリキの看板が、潮風に吹かれてかすかに揺れている。磯の香りが、湿り気を帯びた海風に乗って運ばれてきて、私の鼻腔を心地よくくすぐった。

「こっちだよ」

 晶は、まるで慣れ親しんだ道を歩くように、迷いのない軽やかな足取りで、海岸線に沿って続く細い坂道を登り始めた。道の両側には、古びた木造の民家がひっそりと立ち並び、軒先には色褪せた洗濯物がはためいている。観光客がわざわざ訪れるような華やかさや目新しさはないけれど、どこか懐かしいような、時間が止まったかのような、穏やかで落ち着いた空気が、この場所全体を包み込んでいた。

 しばらく無言で坂道を歩き続けると、不意に視界が開け、緑豊かな小高い丘の上に、すらりとした白い灯台が、まるで昔からそこにいたかのように姿を現した。今はもう、その役目を終えて久しいのか、ペンキが剥がれ落ち、どことなく寂れた雰囲気を漂わせている。けれど、どこまでも広がる真っ青な空と、太陽の光を反射してきらきらと輝く紺碧の海を背景にして凛と立つその姿は、一枚の絵画のように、不思議なほど美しく、そして印象的だった。

「わ……すごい……」

 思わず、ため息のような、小さな感嘆の声が私の口から漏れた。こんな場所に、こんなにも美しい灯台があったなんて、今まで全く知らなかった。

「ここね、私がまだ本当に小さい頃、今はもう亡くなってしまったおじいちゃんと一緒に、よく自転車で来てた場所なんだ」

 晶は、その白い灯台を、まるで旧友に再会したかのように愛おしげに見上げながら、懐かしそうに目を細めた。その横顔は、いつもよりもずっと幼く、そして無防備に見える。

「昔はもっと、この辺りも海水浴客とかで賑わってたんだけどね。最近は、ほら、もっと大きくて綺麗なビーチが近くにできたから、わざわざここまで足を運ぶ人は、ほとんど誰もいなくなっちゃったみたい」

 私たちは、まるで示し合わせたかのように、灯台の根元にある、風雨に晒されて白っぽくなった石段に腰を下ろした。目の前には、水平線がくっきりと見える広大な海が、どこまでも、どこまでも広がっている。遠くには、春霞の中にぼんやりと島影が見える。時折、カモメの甲高い鳴き声が、空気を切り裂くように聞こえてくるだけで、他には何の音もしない。まるで、この世界に私たち二人だけしか存在しないような、不思議な静寂と、そして心地よい孤独感に包まれる。

「ここに来るとね、なんだか、すごく心が落ち着くんだ。普段、胸の奥に澱みたいに溜まってる、いろんなモヤモヤしたものが、すーっと浄化されて、少しだけ軽くなるような気がして。私にとっての、秘密の聖域みたいな場所なの」

 彼女は、自分の膝を細い腕でぎゅっと抱えながら、海に向かって囁くように呟いた。その横顔は、いつになく穏やかで、心から安らいで見える。まるで、重い鎧を脱ぎ捨てて、素の自分に戻れたかのような、解放感に満ちていた。

「……うん、すごく、すごくいい場所だね。何だか、時間がゆっくり流れてるみたい」

 私も、心からの素直な感想を口にした。この場所の持つ、どこか懐かしくて、時間が止まったかのような、静かで、そして少しだけ物悲しい雰囲気が、確かに私の心に深く染み入ってきて、心地よかった。油絵の具の刺激臭が充満する美術室とは全く違うけれど、ここもまた、誰にも邪魔されずに、自分だけの内なる世界に深く没頭できそうな場所だと感じた。

「水無月さんならさ、もしこの風景を描くとしたら、どんなふうに描く? どんな色を使うのかな?」

 不意に、彼女がそんなことを、まるで子供が無邪気に質問するかのように尋ねてきた。

「え……? 私が描くとしたら……?」

「うん。だって、水無月さんの絵、すごく独特で、力強いじゃない? この灯台とか、目の前に広がる海とか……そういうものが、水無月さんの目には、一体どんな色に、どんな形に見えてるのかなって、すごく興味があるんだ」

 彼女の、純粋で混じり気のない好奇心に満ちた、きらきらとした眼差しが、少しだけ気恥ずかしく、そして同時にくすぐったい。こんなふうに、私の内面の世界に興味を持ってくれる人なんて、今までいなかったから。

「……別に、そんな、他の人と違う特別な目で見たりはしないよ。ただ、その時、自分が感じたままに、思ったままに……」

「うん、それが聞きたいの。水無月さんの『感じたまま』、『思ったまま』を、私に教えてほしいな」

 彼女は、悪戯が成功した子供のように、くすくすと楽しそうに笑った。その屈託のない笑顔は、春の陽光のように、どこまでも明るく、澄み切っている。

 私はしばらく言葉に詰まり、適切な言葉を探して空を見上げ、そして、ゆっくりと、まるで自分の心の内側を確かめるように、口を開いた。

「……空は、きっともっと深い、吸い込まれそうなほどの青。海の色は、光の加減で変わるけれど、基本的には、底が見えないくらいの、ほとんど黒に近いような群青色。そして、あの白い灯台は……周囲の強い色彩の中で、その孤独を際立たせるための、絶対的で、純粋な白。少しだけ、冷たい光を放つような、そんな白かな」

 自分でも、一体何を言っているのか、論理的に説明できる自信はなかった。ただ、頭の中に、心の中に浮かんだ色彩と言葉を、何のフィルターも通さずに、そのまま紡ぎ出しただけだ。それは、私の魂の風景の一部なのかもしれない。

 けれど、晶は、私の拙い言葉を、まるで大切な宝物でも受け取るかのように、真剣な表情でじっと耳を傾け、そして、深く、何度も頷いた。

「……そっか。うん、なんだか、すごく水無月さんらしいね。その色の表現、すごく好きだな」

 その言葉は、私にとって、今までどんなコンクールで賞賛されるよりもずっと、心に響く最高の褒め言葉のように感じられた。初めて、誰かに自分の内面にある、言葉にし難い感性を、本当に理解してもらえたような、そんな温かくて、そして少しだけ誇らしいような感覚が、胸の奥からじんわりと広がっていく。

 私たちはその後しばらくの間、どちらからともなく言葉を交わすこともなく、ただ黙って、目の前に広がる雄大な海を眺めていた。岩に当たって砕ける波の音、遠くで鳴くカモメの声、そして、頬を撫でていく潮風の感触。その全てが、まるで美しい交響曲のように調和して、私たちの心を優しく包み込んでいた。

 こんなふうに、誰かと、何も話さなくても心地よい、静かで満ち足りた時間を共有するのは、一体いつ以来のことだろうか。いや、もしかしたら、生まれて初めての経験なのかもしれない。少なくとも、これほどまでに心が穏やかで、満たされていると感じたことはなかった。

 できることなら、この時間が、永遠に続けばいいのに。そんな、叶うはずもないことを、心の底から切に願っていた。


 太陽がゆっくりと西の空に傾き始め、水平線に近い空が、まるで燃えるような茜色に染まり始めた頃。

「……名残惜しいけど、そろそろ戻ろうか。あんまり遅くなると、バス、なくなっちゃうかもしれないし」

 晶が、まるで大切な夢から覚めたかのように、名残惜しそうな表情でゆっくりと立ち上がった。私もそれに倣い、石段についた砂を払いながら立ち上がる。

 その時だった。まさに、その時。

「あー! やっぱり晶じゃない! こんなところで何してるのー?」

 不意に、私たちの背後から、鈴を転がすような、しかし少しだけ甲高い、明るく弾んだ声が聞こえてきた。驚いて振り返ると、そこに立っていたのは、同じクラスの、いつも元気で賑やかな、橘穂乃花たちばな ほのかだった。手には、近所のコンビニエンスストアのものらしきビニール袋を提げている。どうやら、この灯台の近くに彼女の家があるらしい。

 穂乃花は、クラスの中でも特に快活で、誰とでもすぐに打ち解けてしまうような、典型的な人気者グループの一人だ。そして、東雲晶に対しては、ほとんど崇拝に近いような、強い憧れを抱いているのを、私は以前から知っていた。晶の完璧さを信奉し、彼女の言葉や行動を常に肯定的に捉えている、いわば熱烈なファンの一人。

「こんなところで何してるの? もしかして、二人で抜け駆けデートとか?」

 穂乃花は、悪びれる様子もなく、屈託のない満面の笑顔で晶に駆け寄り、そして、私の存在にようやく気づいて、ほんの少しだけ意外そうな、そしてどこか探るような、複雑な表情を浮かべた。

「あれ……? 水無月さんも一緒だったんだ。へえ、なんだか珍しい組み合わせだね。最近、晶が水無月さんのこと、よく気にしてるみたいだったけど、本当だったんだ」

 その言葉には、表面的には悪気はないのかもしれない。けれど、私には、その裏に隠された、嫉妬や詮索するような響きが、はっきりと感じ取れた。まるで、自分の大切な宝物を誰かに横取りされたのではないかと疑っているかのような。

「うん、ちょっとね。気分転換に、海の景色でも見に来ただけだよ」

 晶は、穂乃花に対して、いつもの完璧な、非の打ちどころのない笑顔を向けて、あくまでも平静を装って応じた。そこにはもう、灯台で私だけに見せてくれていたような、リラックスした、素に近い表情のかけらも残ってはいなかった。まるで、瞬時に仮面を付け替えたかのように。

「ふーん……そうなんだ。でもさ、晶ってば、最近本当に水無月さんと仲良いよね。前は全然、話してるのとか見かけなかったのに。二人でどんな秘密の話してるの? 教えてよー」

 穂乃花の言葉は、何気ない世間話のようでいて、その実、鋭い棘を含んでいた。その好奇心に満ちた視線が、私と晶の間を、まるで獲物を探す肉食獣のように、何度も、何度も行き来する。

「そうかな? 別に、そんなことないと思うけど。普通だよ、普通」

 晶は、あくまでも平静を保とうと努めていたけれど、その声が、ほんの僅かに強張り、上ずっているのを、隣にいた私は聞き逃さなかった。額には、うっすらと汗が滲んでいるようにも見える。

 穂乃花は、何か言いたげに、不満そうに唇を尖らせたが、すぐにいつもの底抜けに明るい調子に戻って、「じゃあね、晶! また月曜日に学校でね! 水無月さんも、ばいばーい!」と大きな声で手を振り、まるで嵐のように賑やかに坂道を駆け下りていった。

 彼女の姿が、角を曲がって完全に見えなくなるまで、晶は作り物のようにも見える完璧な笑顔を、まるで顔に貼り付けたかのように崩さなかった。けれど、穂乃花が完全に視界から消え去ったその瞬間、彼女はまるで糸が切れた操り人形のように、深いため息をつき、その場に力なく崩れるように座り込んでしまった。

「……ごめんね、水無月さん。驚かせちゃったよね」

 その声は、か細く震え、今にも消え入りそうだった。

「なんだか……すごく、疲れちゃった……」

 彼女の美しい横顔は、夕焼けの赤い光を浴びて、まるで血の気を失ったかのように青白く、そして悲しいほど美しかった。

 ほんの数分前まで私たちの間に流れていた、あの穏やかで、満ち足りた、特別な空気は、橘穂乃花という突然の闖入者の登場によって、まるで朝霧が晴れるように、あっけなく霧散してしまっていた。

 代わりに、そこには、言葉にできない、言いようのない不穏な予感と、そしてこれから先の困難を暗示するかのような、重苦しい空気が漂い始めていた。

 私と東雲晶の間に生まれたばかりの、この繊細で、まだ名前もつけられないような特別な絆が、これから様々な、容赦のない波風に晒されることになるのだという、そんな確信に近い、胸騒ぎのような予感が。

 私は、ただ黙って、刻一刻と色彩を濃くしていく茜色の空を、なすすべもなく見上げていることしかできなかった。吹き抜けていく潮風が、やけに冷たく感じられた。

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