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~刻まれたクリスマス 後編~

完全に出来上がっていた麻薙は「うぅーさぶ、早く帰って寝よ・・ジン酒抜いて」そう呟くと目標目掛けて走り出した。

そこにいたのはワームドールと呼ばれ、UDSの使う根で操られた人が10人程いた。

麻薙は操る本体がいないのを確認すると根を次々に破壊していった。

「ちょろいな、これで超過手当てなら」と思っていると後ろから。

「ここで死ぬんだから手当ても貰えないと思いますよ」

麻薙が振り向くとそこにはステッキを持ちベンチに座ってタバコを吸い始めた男がいた。

麻薙が火矢の魔法を撃ったがその男の数メートル手前で消えてしまった。

「やるじゃーねぇーか おっさん」

言い終わると同時に魔法で作った剣を2本だして男目掛けて走り出した。。

麻薙が動き出したのと同時に男はベンチから立ちあがりお辞儀をしながら

「おっさん?私は橋本と申します、お見知りおきを」

麻薙の攻撃をステッキと魔法で受け流し後方に宙返りして距離を取った。

「さすがはJP-SASのN,o1ってところですかな」

ステッキで肩を叩きながら橋本と名乗った男は言った。

「N,o1?酒なら誰にも負けないぜ、おっさん勝負するか?」

そう言いながら麻薙は風の魔法で橋本を包み身動き出来ない状態にした。

「これで雷落としてエンドだ、目が覚めるぜおっさん」

麻薙はそう言いながら2本の剣をクロスさせ呪文を唱えたが、唱えたはずの呪文が発動しなかった「なぜ?」と思った時答えがわかった。

「橋本遊んでる暇は無いし、柳が魔法消さなきゃやばかったんじゃないの?」

柳と言った女は話ながら麻薙の横を通り過ぎて橋本の近くまで近づき風の魔法を解いてしまった、そして振り向き麻薙を見ながら。

「ふぅーん、あんたが私のアメリカ行きを中止までさせたSKってのは」


ここで歴史が変わっていた、本来なら橋本とだけ戦い治せない程の負傷をして美由紀にルナを受け渡すとなっていた。


麻薙は動けなかった、今まで戦ったUDSのやつらと段違いに強いやつがそこにいたから。


柳の放つ同時に襲ってくる2つの呪文と橋本の作り出した人造兵士と戦う事になり、麻薙は唱える魔法は次々消され「やべー無理」と思っていた。

「これで最後」と柳の放った魔法に対処した魔法も消され「直撃?」麻薙は死を覚悟し思わず目を閉じてしまった。

爆音が響き自分の体に何も起きなかった麻薙は目を開けるとそこに黒い髪の少女が立っていた。

「私はあなたの味方で希望、麻薙さん理由は後で話すから橋本の方をお願い」

そう言うと麻薙と同じ2本の剣をだして柳に向かって走り始めた。

終わったはずの事が終わらなかった柳がその光景を見ながら「ありゃやだ」とばかりに

「加勢があるなんて、聞いてる話と違うじゃないか」


希望と柳のダブルキャスト同士の戦いが凄まじかった、希望が2つの魔法を唱えるとそれを柳が2つとも消す、これが繰り返され少しでも遅れた方が負けの様だった。

麻薙は立ち上がり呼吸を整えると2本の剣を出しながら。

「サンキューこれ終わったら、行き着けの居酒屋でいいなら飯ご馳走するわ」

そう言い橋本に攻撃を始めた。


美由紀は希望から連絡を受けて、とある場所に向かっているはずだった。

「希望ちゃんから言われた方角に向かってるはずなんだけど、ここどこ?」

その時、近くにルナがいる感覚があった、美由紀はそれに向かって移動しその主を見てあいつは確か。


とある家の前に金棒を持った大男は立っていた。

「グヘヘヘ楽なもんだぜガキ1匹殺すなんて」

金棒を振り上げその家の門を破壊しようとした時、美由紀はあいつの後ろに着いた。

「ちょっと待ったジェイソン・・怪人クモ男だったっけ?」

ジェイソンと呼ばれ振り上げたままの金棒のままに声のする方を見た。

「んー誰だ俺を呼ぶのは?」

美由紀はフィールドを張りこの場所を隔離をすると、瞬間移動でジェイソンの懐に飛び込み。

「今のあたしにあんたは勝てない」

そう言い消滅魔法を叩き込んだ、金棒だけが残り跡形も無くジェイソンは消えてしまった。

美由紀がフィールドを解こうとした時にドアの開く音と共にいつも聞いてる声がした。

「じゃーまた明日ね、早く帰らないと怒られちゃうから、メリークリスマス」

振り向くとそこにはクリスマスパーティが終わり帰宅する過去の私がいて美由紀はどうせ聞こえないしとばかりに大きな声で、「メリークリスマスわたし」と叫んだ。

視界から消えるのを待ってフィールドを解くと、美由紀にクリスマスパーティの記憶と同じ時間に起きた別の記憶が同時にフィードバックしてきた。

「そうだ、ここに来る途中で麻薙さんが現れて、本当はクリスマスパーティ来れなくて・・だから今日の記憶がなかったんだ・・そう言う事だよねジン」

ジンの返事は無かったが希望のルナ間通信が入ってきた。

「美由紀さん、こっち大変なんだけど、今どちらですか?」

「い、今ちょっと私が私を助けて私の私が・・」

意味不明な事を言われた希望は急ぎ口調から普通の口調で

「魔力感じるでしょ、そっちに向かって」

美由紀は「魔力」より「怒り」を感じるの方へ向かって行った。


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